情報教育研究調査員会」カテゴリーアーカイブ

1月17日 情報教育研究調査員会のまとめ

情報教育研究調査員会では、郷土教育教材開発研究調査員会と同様に、本年度の活動のまとめと、次年度への方針について具体的な話合いを行いました。

本年度は、特に町に購入していただいたタブレットを有効に活用することについて重点的に取り組み、成果を上げることができました。

次年度は、以下のような方針で取り組み、更にICT(タブレット)が児童生徒の学習活動に直接つながるように、実践につながる開発・研究・活用に努めていくことを確認しました。

(1) ICT(タブレット)を効果的に活用するための研修会及び授業研究等の実施

(2) 教員のニーズと現代的課題に応える情報教育研修会の企画・運営

(3)    情報モラルを育むための研修会等の実施

(4)    小学校段階におけるプログラミング教育に関する情報の提供

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11月22日 小中ともに情報モラル教室でスキルアップ

 11月22日(水)に朝日町情報モラル教室(研修会)が開かれました。今年は、NTTdocomoさんをお招きして、午前の部小学校5、6年生、午後の部中学校全校生徒が参加してのモラル教室を実施しました。
午前中は、アニメーションとドラマを交えて、インターネットの危険性と安全に使う方法を学びました。特に印象的だったのが、「なり済ましの実写ドラマ」でした。若い女性になり済まして、オンラインゲームで仲良くなった男子生徒からお金を脅し取るというものでした。子供たちは、目をまん丸にして画面をじっと観ていました。感想では、「ぼくは、オンラインゲームの課金で叱られたことがあるので、これからはだまされないように親に相談していきたいです。」といった素直な意見が多く出されました。
午後の朝日中学校では、「応用編」ということもあり、よりリアルな事件の内容を基に、インターネットの具体的な利用法について教えていただきました。
特に、心に残った内容は、ツイッターに載せたお好み焼きでの動画の事例でした。調子に乗った男の子が、マヨネーズのチューブを鼻に入れている動画を投稿したところ、瞬く間に広がり、店側から損害賠償を求められるというものでした。生徒たちは、よくありがちな軽はずみな行動がものすごく大きな事件になることにびっくりしていました。
感想では、「今は、まだあまり使わないけれど、携帯電話などをもつようになったら、今日学んだことを生かして安全に利用していきたい。」という意見が聞かれました。

情報化社会において、今や欠かすことのできないインターネット。この素晴らしい情報技術を十分に生かすためには、活用する側の人間がモラルを守って利用しなければいけない。そして、安全に利用する術を知らなければならないことを改めて教えていただきました。
ご家庭でのインターネット・ゲーム機等のルール。つくっていますか?守られていますか?

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11月9日 ICTの効果を子供の姿で示した公開ICT研修会 

 11月9日(水)に、朝日町立さみさと小学校では、公開ICT研修会が開かれました。さみさと小学校には、昨年度のあさひ野小学校に引き続き、今年9月に町から約60台のタブレット端末(ipad)が導入され、学力向上に向けての授業改革を図るための活用法を研究してこられました。今回は、校内研究を進めるのと同時に、周辺地域に広めようと小学校3年生の授業を公開されました。

公開授業では、一人1台のタブレットを使っての総合的な学習の授業を公開されました。「かがやきプロジェクト~朝日町のかがやきとは~」をテーマに、1学期の取材時に撮ってきた現地の写真を基に、ロイロノート・スクールを活用してプレゼンテーションづくりを進める授業でした。今までの学習で大切に指導してきた「機器の使用方法・ルール・動作方法」を身に付けた児童たちは、先生の簡単な指示を受けると、自分の力で意欲的に制作活動を行っていました。その子供たちの慣れた操作と、先生の操作を簡易化するための手立てに、驚かされました。学習活動の途中には、節目をつくり、友達と見合ってアドバイス活動をしたり、動作方法で困った時にペアの友達に相談したりして、コミュニケーション力を高める活動も取り入れておられました。

授業後の特別講演会では、富山大学 大学院 教職実践開発研究科 准教授 長谷川 春生先生にご講演いただきました。長谷川先生は、ICTを活用した他校の実践事例を紹介されながら、まず簡単なことから授業に取り入れていくことを参加者に勧めてくださいました。

これからの未知の世界を切り開くために必要な資質・能力の中に、情報活用能力を身に付けていくことは、必要だとうたわれています。しかし、そこには、機器購入の予算化、整備・設定等の環境、機器を扱い方を指導するだけの教師の技能等、幾つかの壁があると思います。しかし、一番大切なことは、教師自身が「新しいことに挑戦してみよう」という勇気をもって、とび込むことだということが分かりました。

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ICTで深い学びの実現!第2回情報教育研修会

10月11日(水)に、さみさと小学校で第2回情報教育研修会が開かれました。今回は、さみさと小学校の2年2組の算数科の授業を公開していただき、それを基にICTの有効な活用法を研究しました。
提案授業では、子供たちが教室周辺から直角を見付け、タブレットを活用し、発表・説明する授業でした。子供たちは、トリオを組み、調べた場所(物)を写真に撮り、ロイロノートを使ってまとめものを理由を加えて発表していました。子供たちは、活動に夢中になり、曖昧だった直角の概念をしっかりと理解していくことができました。

研究会では、「主体的・対話的・深い学び」という3つの窓から、この授業を分析し、以下のようなICTの有効な活用方法が見えてきました。
(主体的)
・ 活動の活性化・意欲化の促進(トリオでの学び合い、全員が意見をもつ)
・ 平等性を保障するためのルール作りの重要性(使う順番、タブレットの使い方等)
・ 可視化による興味・関心の高まり、理解度の向上。
(全員が見える・分かる場の設定や有効な機器の選択・アナログとICTの使い分け)
(対話的)
・ 学習形態の工夫(トリオでの対話の活性化。直角の合否を話し合う。
・ 伝える相手を意識して協働でまとめる。(用途によるアプリの選択の重要性。)
・ エアドロップやムーブノートを活用した双方向の情報のやり取りによる対話の活性化
(深い学び)
・ 言語活動の充実(直角の理由を、子供なりに考え、独自の表現で説明する。)
・ 全員を同じ話し合いの土俵に上げる工夫(間違えやすい実物を取り上げて、合否を話し合う場面等。)
・ フラッシュ教材による理解度の確かめと子供たちの判断を惑わす資料の提示。
(全員参加を保障、学んだ知識・技能をつなぐ・転用する力を養う)
・ 自分の考えを再考する場面の設定

朝日町では、学校現場にたくさんのICT機器を取り入れています。それを、より有効に活用し、子供たちの資質・能力をいかに育てていくか。「その方向性が見えてきた」そんな実りある研修会となりました。

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8月3日 情報教育研修会でスキルアップ! 

朝日町情報教育研修会が、8月3日(木)にあさひ野小学校で開催されました。
朝日町の小中学校には、県内随一の最新情報機器がそろっております。それを有効に活用し、情報活用能力等の学力を向上することが喫緊の課題とされています。
そこで、朝日町では、情報教育研究調査員会が中心となって毎年夏季休業中に研修会を行っています。今年の研修内容は、「授業の始めの3分でできるプレゼンでの復習」「ミライシードの活用」の2本柱で行いました。
研修1では、情報教育研究調査員の指導のもと、Camscannerで必要な写真を取り込み、Keynoteでプレゼン化することで簡単なフラッシュカードを作り上げることができました。研修2では、ムーブノートを活用し、児童生徒全員が話合いに参加できる授業を体験してから、児童用のワークシートの作り方を学習しました。
参加した教員の感想には、「即実践していけるプログラムばかりで、とても参考になりました。学習に積極的に活用し、主体的・対話的で深い学びの形成を目指して工夫して使っていきたいです。」といった声が聞かれました。

このように、新学習指導要領による教育の変化に対応し、ICTを積極的に活用することによって、朝日町の教育力を高めていこうといった前向きな意識をもつことができた有意義な研修会となりました。

 

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7月12日 情報教育研究調査員会

7月12日に、ベネッセコーポレーションのICTアドバイザーをお呼びして、「ミライシード」の研修会を行いました。「ムーブノート」の研修では、教師側から準備されたワークシートに意見を書き、掲示板で交流する方法を教えていただきました。また、自分の意見をもってからでないと、仲間の意見を見れないように制限をかけることなどもできることを知りました。この「ミライシード」を実践してみることで、「全員が話合いに参加でき、個々の考えが深まるツールの一つであること」を調査員全員が身をもって学ぶことができました。
8月4日の研修会には、先生方に調査員の方から「ミライシード」等をご紹介したいと思っておりますので、楽しみにしていてください。

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情報モラル授業

朝日町小学校5・6年生、中学校1~3年生及び教員を対象に、情報モラル授業・研修会を行いました。講師には、安心ネットづくり促進協議会の方をお招きしました。

講師の先生からは、具体的な事例を通して、ネット上で個人情報が特定されることの危険性や個人情報が拡散されるまでの経緯について、さらに、ネットを安全に利用するための基本となる考え方等について指導していただきました。

情報モラル授業

情報モラル授業

「その書き込み、玄関ドアに貼りだせますか」「インターネットはすべて玄関の外側です」などの指導をいただき、参加した児童生徒からは、「ネット・トラブルを知ったから気をつけたい。」「ネットで失敗しない方法を知ることができた。」など、実感のこもった声を聞くことができました。

ネットは私たちの生活の中でとても便利なツールである一方、使い方を一歩間違えるとトラブルにつながります。

講師の先生には、SNSとのかかわり方とそこに潜む危険について、懇切にご指導いただきました。感謝申し上げます。

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ICT活用公開授業(情報教育研修会)

当町では、町より小中学校にデジタル教科書及びタブレットの導入を進めていただいております。併せて、教員のICT活用に係る研修を進め、デジタル教科書を使う授業が少しずつではありますが増えてきています。

このようにICT活用の場面が、PC室から普通教室に移行しているこの時期、情報教育研究調査員会では、児童生徒のICT活用の推進を図ることを目的として、この研修会を行うことにしました。

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業では、タブレットの効果的な活用について研修しました。授業は生活科の「まちたんけん」です。児童はタブレットを持って探検へ出かけ、施設や地域の方にインタビューをして話を聞くとともに、学んだことや見つけたことを写真や動画で撮ります。探検後はタブレットをツールとしてまとめ、発表や話合いを行います。

授業で、なるほどと感心する場面がありました。それは画像をズームアップすることです。友達に分かりやすく伝えるためには、とても効果的でした。さらに動画を使った発表は、分かったことや見つけたことが、さらに分かりやすく伝わっていました。

また、タブレットのアプリを使うことで、画像や動画を取り入れたり、説明の文字を加えたりすることが簡単にできます。発表のために紙とペンで書く。写真を選ぶ。プリントアウトして貼るなどの作業とは比べものにならないほど短い時間で、子供たちは「まちたんけん」で調べたことをまとめていました。

タブレットを活用することで、情報を可視化できる。協働で共有、整理ができる。短時間で発信できると考えます。このことを生かして、子供が協働・交流する授業を考えていきたいと思います。

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情報教育研究調査員会⑥

第6回情報教育研究調査員会を行いました。今回は、児童生徒のタブレット活用について講師を招き、研修を行いました。

情報教育調査員会

情報教育調査員会

講師の先生からは、タブレットを活用し、文字を書く、写真を撮影する、ネットで調べるなどの学習活動について指導していただきました。シンプルな画面で操作も簡単なので、学習したことや集めた情報を分かりやすくカードにまとめることができます。このことから、スムーズに思考を可視化することができると思いました。

さらに、クラスでカードを共有することができるので、友達のノートから学んだり、友達の考えと比較したりすることもできます。 このことから、協働を習得するためのツールとして効果的に活用できると思いました。

児童生徒が、自ら考え、仲間と学ぶ力を付けるために、タブレット活用を上手く取り入れていきたいと思います。

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情報教育研究調査員会③

情報教育研究調査員会を行いました。こちらも郷土教育教材開発研究調査員会と同じく、夏季研修会の内容について話し合いました。

情報教育研究調査員会

情報教育研究調査員会

これまで、各校では、タブレットを活用して教師からの教材提示やフラッシュカードを用いた反復練習、児童生徒による社会科の現地学習の撮影、体育科の運動の動きの確認などが行われてきました。

今年度は、協働学習につながるタブレットの活用方法を提示することとしました。タブレットを用いて互いの考えを視覚的に共有することで、グループ内の意見交流が活発になると推測します。また、収集した情報の選択・整理にも効果的だと思います。

夏季研修会では、「より積極的に自分の考えを他者に伝える」「子供同士で教え合う」等の学習活動に生きるICTの効果的な活用方法を示したいと思います。

 

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