がんばる先生たちの研修の様子」カテゴリーアーカイブ

令和5年8月17日 リーディングDXスクールゼミ

~まずはここから クラウドの活用~

「クラウド、クラウド、って言うけど、それっちゃどういうことけ?」という方にも分かりやすく学べる機会をということで、企画がスタートしました。堅苦しい研修会ではなく、数年前の大学時代に戻ったような感覚で参加できるようにと「ゼミ」と名付け、4名の教授をお招きし開催することができました。東京学芸大学教授 高橋純先生には「なぜGIGAスクールなのか」、富山大学大学院教授 黒田卓先生、林誠一先生には「クラウドを活用した業務改善」富山大学名誉教授 山西潤一先生には「GIGAで拓く自律的な学び」という内容で、実際の授業や業務をどのように改善していくことが「クラウドを活用する」ことなのかということを具体的に教えていただきました。

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12月17日 第1回朝日町小中連携推進委員会

 12月17日(火) 第1回朝日町小中連携推進委員会が開催されました。令和3年度スタートを目指して、朝日町型小中連携教育の推進委員会が発足しました。義務教育9年間を通し、朝日町の特色を生かしながら、一貫性・系統性のある指導を行うことで、朝日町の子供たちのよりよい成長を目指します。

小中連携教育を推進するにあたり、各小中学校と教育委員会、町教育センター等が共に、十分な協議を行いながら推進体制を整備していきます。

第1回目は、教育目標、基本方針、教育内容等について協議しました。今後、更に協議を重ねながら令和3年度スタートに向けて準備を進めていきます。

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11月5日 朝日町郷土教育教材研究発表会

 郷土教育教材開発研究調査員会では、朝日町の郷土教育教材を発掘し、積極的に活用し、広めていくことを目的に、「郷土教育教材研究発表会」を開催しました。

調査員の皆さんから、それぞれ郷土教育教材のよさや活用方法、授業実践の結果等について研究発表をしていただきました。発表の内容は次の通りです。

①大家庄の大型ビニールハウス栽培について ②舟川の桜を守る活動、チューリップ栽培、伝統工芸について ③森群平氏を教材とした道徳授業の実践について ④朝日中学校と郷土教育について

私たち自身が改めて朝日町のよさを知り、郷土教育教材の活用に可能性に気付くことができました。郷土教育教材を活用する意義を改めて確認し、実践への意欲を持つことができる研修会となりました。

今回の発表に関する郷土教育教材の資料等は教育センターにありますので、ぜひご活用ください。

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10月25日 郷土教育教材「森 群平」

 10月25日(金)さみさと小学校にて、郷土教育教材開発研究調査員による郷土教材を活用した授業を行いました。教材は「森 群平」です。先日、まいぶんKANで展覧会が開かれていました。朝日町で生涯を通して地質学を学び続けた方です。道徳の教材として授業研究を行いました。主題は「未知を追い求める」(真理の探究)として授業を行いました。

学芸員の久保貴志さんをゲストティーターとして迎え、森群平氏の功績、生涯にわたり学ぼうとする姿勢等について話をしていただきました。また、森氏が発見し、森氏の名前がついている古代植物の化石や森氏が東京大学に送ったことで研究が始められるきっかけとなったアンモナイトの化石、森氏の残したノート等、貴重な実物を見せてもらうこともできました。

子供たちは、本物に触れ、森氏の生き方に触れることで、真理を追究することの意義を考えることができたようです。郷土の先人の生き方に学ぶよい機会となりました。

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10月23日 情報教育調査員会 互見授業

 10月23日(水)さみさと小学校にて、情報教育研調査員会の研究授業(互見授業)として5年生の国語科「明日をつくる私たち」が公開されました。

グループごとによりよい社会にするための提案内容を話し合いによって決めるという内容でした。各自が考えをもち、タブレットを活用してプレゼンを作り、それを基にグループで話し合いを行いました。タブレットを活用することで、自分の考えの根拠となる資料も作りやすく、相手に伝えやすい。また、必要な情報を選択し、より相手に伝わりやすいように表現を工夫するといった情報活用力が身に付くことを感じる授業でした。

今回の授業を参考に各学校でも効果的なICT活用について研修を深めていきます。

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8月23日 朝日町小中高校教育研究協議会

 8月23日(金)朝日町小中高校教育研究協議会が開催されました。琉球大学 教育学部 教授 韓 昌完先生を講師に「子どものニーズや特性を的確に把握し、未来につながる教育を提供するために ―変化の大きな時代に幸せに生きるための教育を考える―」を演題にお話しを伺いました。 世界各国のインクルーシブ教育と日本の教育制度について、人間の脳の発達と環境、人類の進化と環境という視点から見た子どもの捉え方について、「IN-Child」という概念について、さらには、IN-Child Recordの活用について、子どもをどのように捉えるかということについて学びました。これまでに研修してきた特別支援教育とは少し違う見方でもあり、視点を変えて見ると、子どもの捉え方も変わり、見える世界も幅広くなる、そのことが子どものよりよい成長につながるということを強く感じることができました。

参加者からも、「多様な尺度で分析し、大きな見方で子どもを捉え、適切な支援ができるよう努力したい」「障害として捉えるのではなく、その子の教育的ニーズを見付けて応えていくことが大事だと思った」といった感想が寄せられ、学ぶことが多くありました。

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8月9日 学力向上プログラム研修会

 8月9日、学力向上プログラム研修会が行われました。金沢学院大学 教授 多田 孝志 先生を講師に迎え、演題「対話を活用し、深い思考力を育む授業の考え方と方法」で講演をしていただきました。

現代と未来を生きる子供たち。グローバル社会に生きるためには、自分の考えをもち、相手に適切に伝えること、相手の考えを理解しようと努めることが重要であり、その力を身に付けなければならない。そのためには、対話力を身に付けることが必要であると学びました。

対話力は、授業の中だけでなく学校生活全てにおいて鍛えることができる。ただ話し合う、会話するということではなく、自分の考えをもち主張する、相手の話をよく聴く、そして新たな考えを構築することが対話であるということを分かりやすく教えていただきました。

受講者から「対話をするためのトレーニングをしていく必要を感じた」「自分の考えをもつことを大切にしたい」等の感想が聞かれました。

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8月7日 現地学習会

8月7日(水)、郷土教育教材開発研究調査員会が教材開発のために毎年行っている現地学習会が開催されました。今年は、「朝日町の伝統工芸、農業、自然を学ぶ」をテーマに行いました。今はただ1件となった朝日町の鍛治屋、大久保中秋さんを訪ねました。日本で最高齢の鍛冶職人です。泊鉈を作っていらっしゃいます。次に、舟川桜並木保存会の山崎久夫さんを訪ねました。舟川の桜を守り、より皆さんに楽しんでいただけるように工夫をしていらっしゃいます。また、アート米の取り組み、チューリップ栽培(チュリストやまざき)についてもお話しを伺いました。そして、大型ビニールハウスでの野菜や花の栽培をしていらっしゃる藤田実さんを訪ねました。奥様から栽培の苦労や喜びについてお話しを伺いました。今回訪ねた匠の皆さんの仕事ぶりは感慨深いものがありました。また、朝日町の特色を生かした産業、伝統文化を知ることができ、このことは、広く先生方、児童生徒に伝えていきたいと感じました。

教材として活用できるのではないかと思います。センターに資料がありますのでぜひお声がけください。

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8月6日 理科実験・観察研修

 8月6日(火)富山県総合教育センター、情報科学部の先生方を講師に理科実験・観察研修を行いました。研修内容は、「物質の3つのすがた」「熱気球作り」についてです。「物質の3つのすがた」では、物質の個体、液体、気体での粒子の様子をイメージするための手立て、物質の状態変化を捉えるための様々な実験方法等について学びました。また、「熱気球作り」では、暖められた空気は、周りの空気より軽くなり、上昇することを利用して熱気球を作り、ヘアドライヤーで暖気を送り込んで熱気球を上げました。どちらもとても興味深く、分かりやすく、実験等を通して指導方法について学ぶことができました。理科は、理科専科教員が担当することが多いのですが、このような研修を通して教員自身が理科に親しむことも大切だと感じました。

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8月2日朝日町情報教育研修会

8月2日 朝日町情報教育研修会が開催されました。

今年度は、ICTを活用した授業づくりの視点でより活用的な研修を行いました。ベネッセコーポレーションのICTサポーターの先生方を講師として、午前は小学校教員の部、午後は中学校教員の部 に分かれて研修をしました。どちらも始めに「Society5.0」に向けた教育の動向について講話を聞きました。これからの社会に生きる子供たちにとってICT教育は無くてはならないものだと   感じることができました。

 小学校の部では、「ロイロノート活用コース」「プログラミングコース」に分かれて研修をしました。どちらも受講者の先生方からは、「思っていたよりも簡単に使える。ぜひ授業の中で使いたい」「自分にもできそうだ」「様々な授業の中ですぐにでも取り入れることができそうだ」等の感想が聞かれました。中学校の部では、タブ    レットの基本的な操作、キーノートの使い方について研修しました。互いに教え合いながら操作に慣れ、授業でも活用してみようとする先生方が増えました。2学期すぐに活用してみたいと考える先生もいらっしゃいました。

 今後、校内で先生方も学び合いながら、誰でもより効果的なICT教育の在り方について考えながら実践していけるとよいと思います。

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