7月10日(水)朝日中学校で、ソーシャルメディア研究会の竹内 義博先生をお迎えして、ネットルールづくり集会が開かれました。朝日中学校では、これまでネットアンケートを行い、その結果を基に自分たちのネット利用の仕方、生活習慣の在り方について各学級で話し合いをしてきました。パネルディスカッションでは、各学年代表の生徒らがそれらの話題について意見交換をしました。その後、竹内先生の講演を聴きました。ネット利用の在り方について、一人一人が考えるきっかけとなり、今後のネットルールづくりに大きく役立つ集会となりました。
「各学校より」カテゴリーアーカイブ
3月18日 朝日町内小学校卒業式 新たなステージへ
春の温かい風を感じる清々しい朝を迎えました。本日、朝日町内の小学校では、卒業式が挙行されました。
さみさと小学校では、51名の児童が無事卒業することになりました。式では、松原校長先生が「笑顔・本気・感謝の3つの心を大切に夢や希望に向かって飛躍してほしい。」と話されました。
お別れの言葉では、卒業生も在校生も呼びかけのセリフを会場いっぱいに聞こえる声で叫んだり、心のこもった合唱を体全体で歌ったりしていました。その真っ直ぐな姿に、参加者も感動し、大粒の涙を浮かべておられました。
「小学校卒業」という義務教育の大きな節目を迎えた卒業生たち。今度は、中学校という新たなステージで心身共に一回りも二回りも大きく成長してください。君たちの成長を、町民全員が期待しています。
9月18日 待ちに待った小学校秋季大運動会開催
9月18日(火)に待ちに待った朝日町小学校秋季大運動会が開催されました。今年は、生憎の雨で、三連休の実施が難しいと判断し、平日開催となりましたが、会場には児童の勇姿を見ようとたくさんの保護者の方々が来られていました。
「一生懸命の姿を見せて欲しい。」
開会の言葉の松原校長先生のお言葉通り、児童は精一杯の走り、精一杯の演技、精一杯の応援をグラウンドいっぱいに表現していました。肩をぶつけ合いながら、競り合って走る姿。団の応援を盛り上げようと反り返って叫ぶ姿。転んでも、最下位でも、最後まで走りきる友達を励ます拍手。どれも観客を魅了する素晴らしい姿でした。
児童の顔は、真剣な眼、満面の笑み、気合いみなぎる眉間、悔しさで涙など、普段なかなか見られない顔がいくつも見られました。つまり、普段学ぶことのできない「楽しさ・喜び、優しさ、苦しみ、悲しみ、仲間の大切さ」等を児童は学んでいるのです。これこそが、運動会の醍醐味だと改めて感じました。
7月27日 さみさと小学校校内研修会 「協同的な学び合い」
7月27日(金)には、朝日町立さみさと小学校の校内研修会に参加いたしました。
今年度も、上越教育大学教職大学院 准教授 阿部孝之先生をお招きして、「協同的な学び合い」についてご教示いただきました。
講演会の中では、「主体的な授業をつくるための条件は、子供に裁量権があること」「学び合いの主体は子供であるから、目標-学習-評価の一体化を図るべきであること」「ゲーミフィケーションを授業にうまく取り入れることが重要であること」「教師がファシリテーターとなって、子供たち主体の活動中心の授業を作り出すこと」等、具体的な授業事例を基に教えていただきました。
8月23日には、朝教セ主催の授業力アップ研修会「仲間に学ぶ」が開かれます。この研修会の講師あさひ野小学校の水島先生は、内地留学で阿部先生の元で学んでこられた内容を伝達してくださります。今日の研修会と同様、内容の濃い実践的な研修になると思います。ぜひ、ふるってご参加ください。
春晴れの中 清々しいH30年度のスタート
舟川沿いの桜も満開となり、新たな始まりをお祝いしているかのような、そんな清々しい朝を迎えました。
さあ、いよいよ平成30年度のスタートです。静かだった学校にも、子供達の元気な声が響き、一変して心地よい活気が戻ってきました。
今日は、先生方にとって慣れ親しんだ学校や子供たちとのお別れの日。そして、新しい出会いの日でもあります。つまり、大 きな節目となる日となることでしょう。素敵な別れ、素敵な出会いのこの瞬間を大切にして、今年度のよいスタートとなることを期待しております。
待ちに待った巣立ちの瞬間 感動も一入
3月16日には、朝日町内の2小学校で卒業証書授与式が挙行されました。私は、その内の一校、さみさと小学校の式に参加させていただきました。
卒業生入場。温かい拍手の中、60名の卒業生が胸を張って入ってきました。その姿は、とても頼もしく、落ちついていました。式中も、素晴らしい返事、素晴らしい態度、素晴らしい眼差し・・・。卒業生も、在校生もこの1年でさらに成長したことを証明しているかのようなとても立派な姿でした。
お別れの言葉。「ビリーブ」「また会う日まで」「巣立ちの歌」に感動しました。素敵な歌詞を噛みしめるように丁寧に歌う姿から、12年間の成長の軌跡が思い出され、喜びと悲しみが込み上げてきた方も多かったのではないでしょうか。
ご卒業おめでとうございます。本当に立派な卒業式でした。君たちの成長を側で喜んでくださった方こそ、君たちを支えてきて くださった方です。そんな方々への感謝の心をこれからも忘れず、夢と希望をもって大きく羽ばたいていってください。
朝日中学校卒業式 春の暖かい風に乗って力強く旅立つ
朝日町立朝日中学校では、3月14日(水)卒業証書授与式が挙行されました。
式では、卒業生・在校生とも凛とした立派な姿で臨んでおり、一生に一度のこの瞬間を誰もが大事にしようとする気持ちが伝わってきました。また、式辞と祝辞、在校生の送辞、卒業生の答辞、全ての内容が繋がっていたことから、卒業生がもたらした学校・地域への功績が大きかったことを表していると感じました。在校生の歌「心の中にきらめいて」、卒業生の歌「旅立ちの日に」、会場全体で歌った「蛍の光」そして「校歌」。歌声には、それぞれ立場での感情がとてもよく表現されており、その歌声を聴いて多くの人が胸に込み上げるものを感じられたことでしょう。
卒業生の皆さん、この朝日中学校でつくったたくさんの思い出を胸に、自立への道を堂々と歩んでいってください。
「一生懸命はかっこいい」そんな素敵な大人になって、未来を支える立派な人になってくれることを心より願っております。
11月29日 教師力を高める互見授業の充実
11月29日(水)に、さみさと小学校に「授業の達人」事業で公開される授業を拝見しにお邪魔しました。その算数科の授業は、子供たちの関心・意欲が高まるストーリー式の問題提示、作業活動を取り入れた実感を伴う理解、グループ活動を取り入れた教え合いの活動、見に付けた力を実感する振り返りの工夫など大変よく練られており、指導の技(指導力)の高さを感じました。
さみさと小学校では、その日、なんと3つのクラスで互見授業が公開されており、お互いの授業のよさや課題点を指摘し合い改善方法を考える中で、教師力を高めていこうという「校内研修組織の素晴らしさ」を感じました。
11月28日 小中でこれからの外国語指導を考える
11月28日(火)に第2回朝日町外国語活動研修会がありました。今回の研修会では、あさひ野小学校5年1組の公 開授業を基に、「外国語活動・外国語科の授業の進め方と小中学校の接続の在り方」について研修しました。
子供たちは、兵庫秀典教諭の指導のもと、「What’s This?」を使っての自作のスリーヒントクイズゲームに積極的に取り組み、友達とのコミュニケーションを楽しんでいました。また、HRT、ALT、JTEの3名の役割が大変スムースで、子供たちにとって有効な支援を行われていました。
その後の事後研修会では、今回の2つの提案である「コミュニケーション力を高めるクイズのテーマ(目的意識)の取り上げ方や活動の場の工夫」と「アルファベットに慣れ親しむための継続的な活動の重要性」について、小グループで議論しました。小中の先生方が混じった話合いでは、今までの経験を基によりよい手立てや活動案がたくさん出されました。最後には、東部教育事務所 指導課 指導主事 團 千加子先生に、新学習指導要領全面実施に向けての準備期間として、先行実施時に配慮すべきことや、小学校外国語活動としての授業づくりに大切なことを懇切丁寧に教えていただきました。
「外国語に慣れ親しむ・コミュニケーションすることを楽しむ」を大切にしながら、書くことや英語表現を徐々に身に付け、中学校の英語科にスムースにつなげていくことは、容易なことではありません。しかし、子供たちに求めすぎることは、従来の外国語活動で大切にしてきたことが無駄になります。そのバランスを保ちながら、子供たちの学ぶ意欲・価値が高まる授業を創り上げていく必要があることを改めて感じました。
11月22日 小中ともに情報モラル教室でスキルアップ
11月22日(水)に朝日町情報モラル教室(研修会)が開かれました。今年は、NTTdocomoさんをお招きして、午前の部小学校5、6年生、午後の部中学校全校生徒が参加してのモラル教室を実施しました。
午前中は、アニメーションとドラマを交えて、インターネットの危険性と安全に使う方法を学びました。特に印象的だったのが、「なり済ましの実写ドラマ」でした。若い女性になり済まして、オンラインゲームで仲良くなった男子生徒からお金を脅し取るというものでした。子供たちは、目をまん丸にして画面をじっと観ていました。感想では、「ぼくは、オンラインゲームの課金で叱られたことがあるので、これからはだまされないように親に相談していきたいです。」といった素直な意見が多く出されました。
午後の朝日中学校では、「応用編」ということもあり、よりリアルな事件の内容を基に、インターネットの具体的な利用法について教えていただきました。
特に、心に残った内容は、ツイッターに載せたお好み焼きでの動画の事例でした。調子に乗った男の子が、マヨネーズのチューブを鼻に入れている動画を投稿したところ、瞬く間に広がり、店側から損害賠償を求められるというものでした。生徒たちは、よくありがちな軽はずみな行動がものすごく大きな事件になることにびっくりしていました。
感想では、「今は、まだあまり使わないけれど、携帯電話などをもつようになったら、今日学んだことを生かして安全に利用していきたい。」という意見が聞かれました。
情報化社会において、今や欠かすことのできないインターネット。この素晴らしい情報技術を十分に生かすためには、活用する側の人間がモラルを守って利用しなければいけない。そして、安全に利用する術を知らなければならないことを改めて教えていただきました。
ご家庭でのインターネット・ゲーム機等のルール。つくっていますか?守られていますか?