ICT活用公開授業(情報教育研修会)

当町では、町より小中学校にデジタル教科書及びタブレットの導入を進めていただいております。併せて、教員のICT活用に係る研修を進め、デジタル教科書を使う授業が少しずつではありますが増えてきています。

このようにICT活用の場面が、PC室から普通教室に移行しているこの時期、情報教育研究調査員会では、児童生徒のICT活用の推進を図ることを目的として、この研修会を行うことにしました。

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業では、タブレットの効果的な活用について研修しました。授業は生活科の「まちたんけん」です。児童はタブレットを持って探検へ出かけ、施設や地域の方にインタビューをして話を聞くとともに、学んだことや見つけたことを写真や動画で撮ります。探検後はタブレットをツールとしてまとめ、発表や話合いを行います。

授業で、なるほどと感心する場面がありました。それは画像をズームアップすることです。友達に分かりやすく伝えるためには、とても効果的でした。さらに動画を使った発表は、分かったことや見つけたことが、さらに分かりやすく伝わっていました。

また、タブレットのアプリを使うことで、画像や動画を取り入れたり、説明の文字を加えたりすることが簡単にできます。発表のために紙とペンで書く。写真を選ぶ。プリントアウトして貼るなどの作業とは比べものにならないほど短い時間で、子供たちは「まちたんけん」で調べたことをまとめていました。

タブレットを活用することで、情報を可視化できる。協働で共有、整理ができる。短時間で発信できると考えます。このことを生かして、子供が協働・交流する授業を考えていきたいと思います。