第2回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、8月に行う朝日町現地学習会について話し合いました。
現地学習会は、朝日町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることを目的としています。このことと併せて、今年度は、研修内容を郷土学習の素材として授業で活用することを加えました。
話合いでは、「地域の今と昔を知ることをテーマとして見学場所を設定してみてはどうか。」という意見をいただきました。
そこで、一つは昨年度研修をした宮崎太郎、北陸の宮等の史実について継続して研修することとしました。昨年度は、宮崎太郎の史実を学ぶとともに宮崎城跡を見学しております。そこで、今年度は笹川地区の北陸の宮に縁のある御所跡、諏訪神社等の見学を通して、その時代と歴史について学びたいと思います。
もう一つは、今についてです。御所跡、諏訪神社等を有する笹川地区は、移住交流体験施設 ほたる交流館を起点とした地域の充実が図られています。このことは、今年度からの第5次朝日町総合計画の「夢と希望が持てるまちづくり朝日町」と関連しております。
「古きと新しきを訪ねる学習会」となるように現地学習会の研修内容を整え、先生方の理解及び郷土学習の素材化につなげたいと考えています。