投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

郷土教育教材開発研究調査員会②

第2回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、8月に行う朝日町現地学習会について話し合いました。

現地学習会は、朝日町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることを目的としています。このことと併せて、今年度は、研修内容を郷土学習の素材として授業で活用することを加えました。

郷土教育教材開発研究調査員会

郷土教育教材開発研究調査員会

話合いでは、「地域の今と昔を知ることをテーマとして見学場所を設定してみてはどうか。」という意見をいただきました。

そこで、一つは昨年度研修をした宮崎太郎、北陸の宮等の史実について継続して研修することとしました。昨年度は、宮崎太郎の史実を学ぶとともに宮崎城跡を見学しております。そこで、今年度は笹川地区の北陸の宮に縁のある御所跡、諏訪神社等の見学を通して、その時代と歴史について学びたいと思います。

もう一つは、今についてです。御所跡、諏訪神社等を有する笹川地区は、移住交流体験施設 ほたる交流館を起点とした地域の充実が図られています。このことは、今年度からの第5次朝日町総合計画の「夢と希望が持てるまちづくり朝日町」と関連しております。

「古きと新しきを訪ねる学習会」となるように現地学習会の研修内容を整え、先生方の理解及び郷土学習の素材化につなげたいと考えています。

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学力向上プログラム研修会

さみさと小学校の学力向上プログラム研修会に参加しました。講師の先生からは、アクティブ・ラーニングについての考え方を指導いただきました。

アクティブ・ラーニングは、「子供たちが=授業の主体者」となって、「目標―学習―評価」のサイクルを基に、学習を展開します。

これまでの「指導と評価の一体化」の主体者は「教師」でした。これを「子供たち」と置きかえるわけですから、先生と子供たちとで目標を共有し、その目標に基づいた評価を行い、評価をもとに子供たちと先生で最善な学習方法を立てて学習を進めていくこととなります。

この形が、「学修者の能動的な学修への参加」と言えます。そして、このことは子供たちの社会的実践力を育てることにつながると言えます。

教師が、学修者である子供たちの「能動的な参加」を実現すること、このことはアクティブ・ラーニングも求めています。学校における授業づくり、学級づくりにおいて不易であり、重要な支援だと改めて思いました。

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朝日町小中学校教育講演会のお知らせ

今年度の朝日町小中学校教育講演会を6月17日(金)14時40分より、朝日町役場4階大ホールにて行います。講師は東京学芸大学 准教授 岩瀬 直樹 先生です。演題は、「信頼関係をベースとした学級経営と教師の役割」です。

岩瀬先生は、全国の学校を参観する中で、組織論、クラスづくり、授業の改革の必要性を感じ、実践研究を始められました。授業や日々の生活場面で子どもたちが笑いあい、助け合い、学び合い、高め合うことができる「信頼ベース」のクラスづくりを提唱されております。

教育講演会を通じて、学級経営についての考え方、子どもが主体的に学ぶ授業、日々の学校生活をつくる支援等について、学びたいと思います。

講演会については、チラシをご覧ください。

朝日町小中学校教育講演会のチラシ

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外国語活動推進委員会①

第1回外国語活動推進委員会を行いました。この委員会は推進委員、ALT、英語活動非常勤講師の方等の協力を得て、外国語活動の研修を推進しています。

まず、今年度研修内容について話し合いました。「Hi, friendsを進める中で、児童が英語に親しむ活動を学びたい。」「学級担任がT1として指導にあたるための考え方や留意点を研修したい。」「外国語活動及び英語科にかかわる小中の連携の在り方について研修したい。」等の意見が出ました。

Hi,friends

Hi,friends

このことを受けて今年度の研修の一つは、講師を招聘し、外国語活動の指導の在り方について研修することとしました。もう一つは、推進委員による授業研究を通して、授業の進め方及びT1の役割、ALT及び英語活動非常勤講師との連携について研修することとしました。

また、研究開発校の取組を分析すると、「小学校英語では学級担任の先生が中心で、ALT等の外部人材が入っても、必ず学級担任の先生が中心となって指導している。」「小中連携を行っている。」このことが、中学校では英語力及び学習意欲についての成果につながっている。」という記事を拝読しました。

このことからも、外国語活動では学級担任が明確な学習活動の目標を立てて、T1として授業をリードしていくことが大切だと思います。このことを重点として、研修を推進していきたいと思います。

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教育相談のご案内

子育てのことやお子さんのことで最近気になっていること、心配されていることなどはありませんか?

悩みや心配ごとなどを一緒に考えましょう。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

詳しくは、下記のチラシをご覧ください。

朝日町適応指導教室 あすなろより教育相談のご案内(チラシ)

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合同調査員会①

第1回合同調査員会を行いました。この会は、郷土教育教材開発研究調査員会と情報教育研究調査員会による合同会議です。

合同調査員会

合同調査員会

開会のあいさつでは、郷土教育は、郷土の人・自然・文化にかかわる教材を創出してほしい。子供の学習に生かすための教材をつくることは子供のための仕事となるが、教材開発は教師の授業力を高めることにつながる。情報教育は、教員のICT機器活用のスキル向上を図る。教員のための仕事となるが、子供にとって分かりやすい授業は、子供を育てることにつながる。調査員として功徳を積んで、教員としての資質を高めてほしい。それが子供を育てることにつながると言葉をいただきました。

このことを受けて、郷土教育教材開発研究調査員会では、一つは郷土を素材とした研修の実施、二つ目に、郷土学習に活用できる資料の収集や作成、そして、これらのことを通して、朝日町の郷土教材を素材とした学習をこれからの先生方に伝えていくことが責務と考えています。

今年度は、鹿島樹叢、境川の地層、交通の要としての境関所などについて取り組んではどうかと考えています。

次に、情報教育調査員会ですが、8月に行う情報研修会を企画し、町の先生方が、授業、校務において、ICT機器の活用力を高めるための研修を実施したいと考えています。

併せて、この28年度には、小学校で社会科の、中学校では数学のデジタル教科書を町より入れていただいております。これらの活用を推進することも重要です。そのために、各校で、情報調査員が主体となってデジタル教科書を活用した公開授業を行うことなどが必要かと思います。

郷土、情報にかかわる調査研究は、不易流行の側面がある。教材開発、ICT機器の活用等について調査研究を推進することは、子供の学びにつながるという言葉を会のまとめとしていただきました。このことを大切にして、調査員の先生方と共に努めていきたいと思います。

 

 

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平成28年度がスタートしました

平成28年度がスタートしました。関係機関の皆様、今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

第1回朝日町教育センター運営委員会を行いました。開会のあいさつでは、教員の真意として、自ら伸びることが求められる。先生方には研修を通じて質の高い指導力を身に付けてほしいと言葉をいただきました。

朝日町教育センター運営委員会

朝日町教育センター運営委員会

事業計画案の検討では、生活科・理科、郷土教育等の現地学習会において鹿島樹叢について研修することを示唆いただきました。また、「朝日町の歴史」の改訂では、専門的な知識を持った方から指導を受けることを示唆いただきました。このことから、朝日町の人・自然・文化にかかわる研修の充実・推進に努め、児童生徒が朝日町のよさを体感することができる授業づくりにつなげたいと思いました。

また、町内小中学校では、デジタル教科書、タブレットの拡充を図っています。児童生徒の学び合いと体験を土台にして、言語活動の充実や他者との協働・交流、ICT機器の効果的な活用などを中心に捉えながら、実践研究に取り組み、学力向上につなげたいと思います。

さらに、現代の教育の多様化に対応するため、道徳、英語、特別支援教育等の研修を推進していきたいと思います。

この28年度も、関係機関の皆様との連携・協力に努めて、センター事業にあたっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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平成27年度が終了しました

朝、センター周りのゴミ拾いに出たところ、草木が芽吹いた緑色が、目に飛び込んできました。春の暖かさを感じます。

朝日町教育センター

朝日町教育センター

平成27年度も本日で終了です。今年度も、関係機関の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

また、教育安全情報のメール配信についても、本日で終了となります。28年度のメール配信については、学校からあらためてご連絡させていただきます。

暖かい日が続いていますが、昨年と比べると、役場の周りの桜の木の芽は、心なしか小さいようです。蕾が膨らむのを楽しみに待ちたいと思います。

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小中学校の卒業式

町の小中学校の卒業式に出席しました。

小中学校とも、卒業証書を受け取る卒業生の凛とした態度からは、小学校の6年間、中学校の3年間で学び励んできたことで、自分を成長させたという自信と満足感が伝わってきました。また、中学校では生徒の答辞から、小学校では呼びかけのことばから、さらに卒業生の歌声から、小学校、中学校卒業というひとつの目標を達成した喜びが伝わってきました。

卒業式のしおり

卒業式のしおり

この目標達成という事実は、子供たちのエネルギーとなり、前に進む意欲を醸成します。自らの力で得たエネルギーを基にすれば、一つ上に進むこれからの新しい学校生活に希望を膨らませて臨むことができることと思います。

また、式の中のことばにもありましたが、朝日町の人・自然・文化を愛する、心豊かでたくましい子供を育てるために、向上することの大切さ、向上しようとする人が醸し出す緊張感と輝きを家庭、地域、学校が一体となって示し導いてきたことが、卒業生の姿を通して見ることができたのだと思われます。

卒業した子供たちは、ワンステップ上がって中学生、高校生となりますが、これからも家庭、地域、学校による支援は欠かせません。「朝日町の子供たちを町全体で育てる」という上司のことばの重みを改めて感じました。

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朝日町適応指導教室「あすなろ」(3月)

朝日町適応指導教室「あすなろ」は、学校を休んでいる小・中学生が、再び学校へ通えるよう支援する教室です。

安心できる落ち着いた雰囲気の中で、自分のペースで学習したり、パソコンで興味のあることを調べたり、読書を楽しんだりすることができます。

子育てのことやお子さんのことで最近気になっていること、心配されていることなど、保護者の皆さんからの相談も受けています。

詳しくはチラシをご覧ください。

▽ あすなろからのお知らせ(チラシ)

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