第1回学力向上推進委員会を行いました。昨年度まで、本委員会では朝日町児童生徒の全国学力テストの結果から見える授業改善のポイントを示してきました。
学習指導に当たり、国語科では「話し合いでは司会を輪番制にして全員が経験できるようにし、観点をまとめながら話し合いができるようにします。さらに、話し合いの中にいろいろな情報を取捨選択して答えを導き出すようにします。」
算数・数学科では、「問題の意図をつかむため、キーワードになる数量や言葉に線や箱を付けて、問題を解くように指導します。」「グラフを読み取る力をつけるために、社会科や理科等他教科と関連して資料やグラフにかかわる機会を意図的につくります。」などの指導の際のポイントを示してきました。
今年度は、富山県総合教育センター学力向上推進チーム発行「あしすと」の「キーワードで見る拠点校の学力向上策」を参考に新しい視点から学力向上策に取り組むこととしました。そして、学力向上策のキーワードを基に話し合ったところ、「ホワイトボードの効果的な活用」「人間関係・学級づくり」「ノート指導」「道徳教育の充実」等の意見をいただきました。
児童生徒の基礎学力を土台とし、その活用力の向上を図るために、「他者との協働・交流」を中心に捉え、学力向上策を考えていきたいと思います。