郷土教育教材開発研究調査員会では、朝日町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることを目的として、朝日町現地学習会を行っています。今回は、その研修内容について話し合いました。
テーマは、「古きと新しきを訪ねる学習会 ~宮崎太郎ゆかりの史跡を訪ねて」とし、宮崎太郎や木曽義仲、北陸の宮等に係る平安時代のころの朝日町の史実を学ぶこととしました。
次に、地域の今を知ることを目的として、朝日町ふるさと移住交流体験施設「さヽ郷ほたる交流館」にて、館長さんから笹川地区の移住促進の取組やノルディック・ウオークの推進等についてご講義をいただき研修しました。
「宮崎城跡」や笹川地区の「諏訪神社」などの史跡等は、数百年の長い歴史を物語っています。また、笹川地区では現在進行形で地域創生が進められています。先人が残してきた足跡を学ぶとともに、地域の将来を考える取組を知るこの研修を通して、先生方の理解を図るとともに、郷土学習の教材化につながることを願います。