6月26日(火)にさみさと小学校で支援型訪問研修がありました。
晴天の中、草花に覆われた明るい校舎の扉をあけると、元気いっぱいの子供たちの挨拶のシャワーを浴び、清々しい気持ちで訪問が始まりました。




初めに、オリエンテーションでは、H30年度の学校運営の重点と近況について詳しく説明していただきました。その後、2年生道徳科の授業と5年生の国語科の授業を公開されました。
私がまず驚き感銘を受けたことは、ベテランの先生が新しい教科「特別の教科 道徳」に、2年目の新しい先生が難しい国語科の単元に積極的にチャレンジし、代表として授業公開されていることです。ここに、さみさと小学校の学び続ける教師集団としての素晴らしさを感じました。
2年生の道徳科の授業は、指導の重点にも挙げられている「指導方法の工夫」をありとあらゆる方法で挑戦されていることに感心しました。ホワイトボードを使った紙芝居風の範読、ストーリーにはない野菜を問う発問の工夫、ペープサートを使って自分の思いを伝える役割演技、自分の学んだことをじっくりと振り返るためのワークシート、今日学んだことを学級活動の標語づくりに活用する横断的な学習等、素晴らしい手立てがたくさん準備されていました。これによって、子供全員が授業にどっぷりと入り込み、トリオでも全体でも自分の思いを周りに丁寧に伝えていました。その姿から、「もっと学びたい。」「自分の考えを伝えたい。」そんな意欲的な姿がたくさん見られました。
「この姿は、なぜ生まれるのか。」
それは、部会研修会の姿を見て理由が分かりました。さみさと小の教員集団が常に学び合っているからです。研修会中も、授業の手立ての効果、多角的・多面的に考える力を育てる方法、公平・公正の道徳的価値を深い理解等を一人一人の変容を根拠に研究されていました。この様子から、子供たちはまさに「教師の背中」を見て育っているのだと確信しました。
10月に2回目の訪問研修を予定しております。その時、子供たちも先生方もさらにどんな「学び合う集団」に高まっておられるか、今から期待で胸がいっぱいになっております。本日は、素晴らしい実践を見せていただきまことにありがとうございました。

北田先生には、「これからの学校を担う教師像」を演題に、主体的・対話的で協働的な学習の効果や重要性、最も誠実でありたい児童生徒の多面的な見方と必要な支援について、実際の授業映像を基にお話を聴くことができました。
ました。これからは、生徒のために生きた時間を生み出していけるよう意識していきたいです。」等、大変参考になったという声がたくさん聞かれました。
校教育の充実と先生方の活躍を願っておられました。


「主体的・対話的な学びへの授業改善」のお話の中では、「『考える』とは、主体的に自分との関わりを考える中で、自分の感じ方、考え方を明確にすること。『議論する』とは、多様な感じ方、考え方と出会い交流する中で、自分の感じ方、考え方をより明確にすること」であるということ教えていただきました。
「夢いっぱい 知恵いっぱい 思いやりいっぱいのあさひ野っ子」は、なんとなく育っているのではない。素晴らしい人、素晴らしい環境に囲まれて大切に育っているのだと改めて感じることができました。




二酸化炭素が放出したところにたどりついたのでしょう。その後の、ペットボトルを使っての密閉したアイディア実験も効果的でした。
過程の中に、大きな学びがあるということです。だからこそ、その過程に教師が工夫(変化)を取り入れることで、より深い学びが生まれるのだということを、2つの授業から教えていただきました。


6月11日(月)に小学校教育課程研究会が開催されました。さみさと小学校では、算数科と理科の授業が公開されました。







