投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

教育図書・DVD・Videoの目録

朝日町教育センター・視聴覚ライブラリーでは、教育図書、DVD、Videoの目録を作成しました。

220160323_0000教育図書では、平成28年度朝日町学力向上研修会の講師(予定)の俵原正仁先生の著書、「なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣」「楽しい授業づくりのツボ」を、また、平成28年度朝日町小中学校教育講演会の講師(予定)の岩瀬直樹先生の著書、「最高のチームになるクラスづくりの極意」「信頼ベースのクラスをつくるよくわかる学級ファシリテーション」等を備えております。

DVDでは、3.11の釜石の子どもたちの行動を再現した「釜石の奇跡」、道徳教材ドラマ「聲の形」等を備えております。

他にも多数の図書、DVDを用意しております。ご利用ください。

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「教育の情報化」推進フォーラム

平成27年度「教育の情報化」推進フォーラムに参加しました。文部科学省生涯学習政策局からの「教育改革の方向性と教育の情報化」についての基調講演は大変参考になりました。

「教育の情報化」推進フォーラム

「教育の情報化」推進フォーラム

今、向き合わなければならない我が国の状況の一つに、生産年齢人口(15歳以上~64歳未満)の減少があります。2060年には2010年と比べると約半数まで(8,000万人→4,000万人)減少する見込だということです。

そのころは、子供たちの65%は大学卒業後、今は存在していない職業に就く。今後10~20年程度で約47%の仕事が自動化される可能性が高い。2030年までには、週15時間程度働けば済むようになる。日本の労働人口の49%が人工知能(AI)やロボット等で代替可能になるなどの予測が立てられています。こうなると、現在の職業の多くは、今後なくなっていくと予測されています。

このことから、教育課程企画特別部会論点整理では、「新しい学習指導要領等が目指す姿」として、今後は、急速に情報化が進展する中で、情報や情報手段を主体的に選択し活用していくために必要な情報活用能力、統計的な分析に基づき判断する力、思考するために必要な知識やスキルなどを、各学校段階を通じて体系的に育んでいくことの重要性が高まっていると考えられる。併せて、ICTの急速な進展などにより、高度な技術がますます身近となる社会の中で、そうした技術を理解し、使いこなす科学的要素を全ての子供たちに育んでいくことも重要となると示しています。

文科省生涯学習政策局の方は、このことの事例として、タイピングを挙げられました。今の大学生の卒業レポートは99%がPCです。けれども、2本の指でタイピングを行っている学生がみられるというのが現状であると示されました。

PCのタイピング指導はもちろん、これからの時代に求められる資質・能力として、タブレットを活用した協働学習・課題解決のスキルの定着、情報モラルの理解など、子供たちにICT活用力を付けることは、今後益々重要になると思います。

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朝日町教育センター運営委員会②

第2回朝日町教育センター運営委員会を行いました。今回は、平成27年度事業報告及び平成28年度の事業計画(案)について協議しました。

第2回朝日町教育センター運営委員会

第2回朝日町教育センター運営委員会

開会のあいさつでは、当町は、朝日町の人・自然・文化を愛する心豊かでたくましい子どもを育てることを学校教育目標として示しており、そのためには、教員の質を高める研修を充実させることが重要であると示唆いただきました。

協議では、研修の評価として、効果測定を行うことが必要である。研修したことが、授業に生かされているかどうかを調べ、研修内容の改善につなげることにも取り組んでいくとよい。

クマの出没等の理由から、自然観察や史跡見学等の機会がほとんど無くなっていることや町外からの先生が増えていることなどから、朝日町の自然や文化、歴史、民話等の郷土教材への理解が浅くなっている。このことから、研修では、郷土の素材について周知を図ることが必要である。泊高校観光ビジネスコースでは、朝日町の地域紹介のDVDを作成しているので参考にしてほしいなど、センター事業改善へ向けて、示唆いただきました。

また、素晴らしい講師に出会うと、研修したことを現場(授業)で生かすことができる。OJTとともに、これからはOJL(learning)が求められると示唆いただきました。このことから、先生方が主体的に学ぶことができる研修の内容と場の提供を考えることが必要だと思いました。

日頃から、当教育センターの運営にあたっては、朝日町教育委員会、朝日町小中学校、関係機関の皆様から、多くのご指導、ご協力をいただいております。心より御礼申し上げます。

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朝日町子どもサポートネットワーク連絡会

「朝日町子どもサポートネットワーク連絡会」の研修に参加しました。この会は、教育、福祉、保健、医療、就労等の関係者が、それぞれの分野について相互理解と連携を深め、支援体制の構築を図ることを目的としています。

今回は、相談に来られた方へのサポートについて研修しました。まず、相談者、関係機関の方とは、顔の見える関係をつくること、そうすることで、相手との距離が縮まり、親しみをもつことにつながります。

二つ目に、相談では、相談者に分かりやすく噛み砕いた言葉で伝えるなどの配慮をします。

三つ目に、相談者の思いを分かり、理解することです。本人ができることと手伝うことを見極めた上で支援をします。

四つ目に、相談者が喜んで来られる場となるようにします。相談者の居場所づくりにつながると思いました。

当教育センターでは、適応指導教室で児童生徒と一緒に学習や生活に取り組んでいます。今回の研修でも、児童生徒へのサポートに生かしたいという事例をいくつも学ぶことができました。連絡会を運営しておられる担当課の方、事例提供と指導助言をいただいた方、関係機関の方には感謝申し上げます。

 

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合同調査員会②

第2回合同調査員会を行いました。今回は、郷土教育教材開発研究調査員会、情報教育研究調査員会から、活動報告及び次年度の計画案を報告、提案しました。

郷土教育教材開発研究調査員会では、町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化について理解を深めることを目的として朝日町現地学習会を実施しました。

今年度は、木曽義仲・巴と宮崎太郎あさひ塾の方から、宮崎城と木曽義仲、宮崎太郎等の関わりについて、また、チューリップ、菜の花の栽培を通して、春の四重奏の景観を創出された農業経営者の方から、郷土の景観を守り、活かす農業の取組について講話をいただきました。さらに、郷土教育調査員から、ヒスイ海岸やたら汁街道、芭蕉句碑等の町の歴史・文化の特色について解説するなどして研修を深めました。

町の歴史的遺産に触れ、地域の活性化に取り組んでおられる方々と交流したことは、教員の視野を広める有意義な機会になったと思います。

情報教育研究調査員会では、ICTの活用を通して、授業に役立つスキルの向上を図ることを目的として、「デジタル教科書を活用した模擬授業」及び「タブレットの効果的な活用」について情報教育研修会を行いました。

まず、デジタル教科書の活用事例として、国語科では、漢字の筆順や部首、読み方、及び本文の読み上げ等について、算数科では、筆算の手順や分度器、コンパスの使い方等について研修を行いました。参加者には、デジタル教科書の分かりやすさや楽しさといった視覚的効果や反復学習の容易性などの効果を実感してもらうとともに、指導に生きるスキルを身に付ける機会になったと思います。

次に、タブレットの活用事例として「ぱっと転送」及び「Keynote」について研修を行いました。参加者からは、授業の中でワークシートに代えてタブレットが使える、フラッシュ教材が簡単に作れるなどの感想があり、ICTの活用への関心を高める機会となったと思います。さらに、内地留学を通じて教育の情報化について研鑽を積まれた先生より「ICTの活用を考える」というテーマで講義をいただき研修を深めました。

続いて協議では、「小学校で行われたインターネットに関するアンケートは、児童の実態把握につながっている。28年度は、町で情報モラルにかかわる共通のアンケートを作成して、児童生徒の情報モラル指導に取り組んではどうか。」

「泊高校観光ビジネスコースでは、町の歴史、文化にかかわるDVDを作成している。朝日町小中高の連携として、観光ビジネスコースの生徒さんから、町の歴史、文化について小中児童生徒に伝えてもらうという活動も考えられる。」などの意見をいただきました。

児童生徒が、郷土朝日町に誇りと愛着をもつことができるように、また、ICTのメリットを生かし、デメリットに対処して活用していくように、郷土・情報教育調査員会の活動を通して、調査・研究に努めていきたいと思います。

 

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研究主任会③

第3回研究主任会を行いました。今年度、最後になります。

各校では、校内研修を通じて、授業力向上や健康づくり等の研究に取組んでおられます。

小学校では、学び合う学習を仕組むために、ペアやトリオ、グループによる活動を位置付けています。そうすることで、分からないところを気軽に聞き合ったり、自分の考えを説明したり教えたりすることが身に付いてきました。また、授業の基礎となる学習規律の確立も図られています。学習の準備を整えて授業に臨む、友達の話に耳を傾けて聴くことなどを身に付け、集中して学習に取組んでいるとのことでした。

心と体の健康づくりに取り組んでいる小学校では、健康づくりのキャッチフレーズ「みんなでまめなけ あさひ野っ子」が全校に浸透したことで、よい姿勢やけがの防止など、健康づくりの活動に自分事と考えて取組む姿勢が見られるとのことでした。

中学校では、互見授業が実践されました。授業の前に、互見授業の視点を全体に周知することで、教科をこえて参観することができた、また、参観カードを活用することで、授業者は授業改善につなげることができたとのことでした。

各校の研究は、どれも学力の向上、児童生徒の育成につながる効果的な実践です。この会で情報交換したことを各校及び町教育センター等の研修で広めていきたいと思います。

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小中高生徒指導連絡協議会②

当町では、小中学校及び高等学校との連携を目指し、関係機関からの支援や指導を生かした研修を通して、発達段階に応じた連続性のある生徒指導を推進することを目的として、朝日町小中高生徒指導連絡協議会を組織しております。今回は、各校の1年間の取組の成果と課題について協議しました。

各校では、児童生徒が気持ちのこもったあいさつを身に付けるための「あいさつ運動」や温かい言葉遣いを身に付けるための様々な活動が推進されています。また、クラス会議でブレーンストーミングを活用して話合いを行い、多彩なアイディアを自由に話す雰囲気を醸成しているという事例も伺いました。

さらに、いじめ、不登校問題等についても協議し、いじめの未然防止・早期発見及び児童生徒理解、個に応じた支援の在り方等について理解を深めました。

また、小中学校、高校では、専門的な方を講師に招き、スマホ、SNSにかかわる情報モラル教室を実施しています。これは、近年の情報化社会において、児童生徒への安全指導の重要な一項目となっています。

小中高及び家庭、地域との連携・協力は何より大切だと思います。地域ぐるみの生徒指導の推進に、今後も努めていきたいと思います。

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外国語活動推進委員会④

第4回外国語活動推進委員会を行いました。今回は、今年度の研修の成果と課題及び次年度の計画について話し合いました。

町内小学校の外国語活動の授業では、視覚的教材を活用することで、児童は楽しんで外国語活動に取り組んでいる。英語に囲まれている雰囲気ができているので、児童は意欲をもってチャンツ、アクテビティに取り組んでいるという意見をいただきました。

外国語活動推進委員会

外国語活動推進委員会

課題としては、T1を明確にすることが浮かび上がりました。このことについては、学級担任とALT、英語教育非常勤講師、英語専科教員との打ち合わせを十分に行うことも関連してくると思われます。

また、1~4年生でも外国語に触れる活動を行っていますが、児童は楽しみながら、学習を重ねているので、発話への抵抗が無くなっているという意見をいただきました。学習の定着を図るためには、短い期間に2回程度学習すれば効果的であるという意見もいただき、このことは年間計画にぜひ生かしたいと思いいます。

さらに、英語劇の活動を行ったところ、児童は、日本語を英語に訳してほしいなど、積極的に質問し、繰り返し英語での台詞を練習していたという意見もありました。劇は、日本語でも英語でも、児童にとっては意欲が湧く活動だと実感しました。

28年度は、外部講師を招き、指導の在り方について研修するとともに、研究授業を通して、授業力アップを図ることとしました。このことを小学校学級担任の英語指導力向上につなげたいと思います。

推進委員の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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新漢詩紀行・オーケストラ入門

朝日町教育センターの視聴覚ライブラリーでは、先生方の授業や児童生徒の指導に関連した教育図書、DVD等を備えております。

新規DVDを紹介いたします。ご利用ください。

○新漢詩紀 ○オーケストラ入門 ○道徳教材ドラマ「聾の形」  ○昭和30年代の生活と文化(北陸・岐阜編)

新漢詩紀行

新漢詩紀行

オーケストラ入門

オーケストラ入門

 

 

 

 

 

聾の形

聾の形

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郷土教材開発研究調査員会⑥

第6回郷土教育教材調査員会を行いました。朝日町では、小学校3・4年生社会科の資料として「わたしたちの朝日町」を活用しています。今回は、その改訂作業を行いました。

社会科資料「わたしたちの朝日町」

社会科資料「わたしたちの朝日町」

平成27年度の町の変化として、五差路周辺複合施設(愛称:とやま朝日町北陸街道 五叉路 Cross Five)が新設されました。26年度には朝日町図書館・明治記念館も新設されており、町の賑わいが創出される拠点となっています。また、北陸新幹線が開通し、首都圏との距離もぐっと縮まりました。

反面、「町の人口のうつりかわり」のグラフを見ると、グラフ縦軸の最下部の目盛であった13,000人を平成27年度の朝日町の人口は下回ることに気付き、町の人口減少の現実を目の当たりにしました。

子供たちには、社会科の学習を通して、これまでの町の発展の経緯を知り、今の町の現状を見つめ、朝日町への理解を深めてほしいと思います。そして、このことが町の将来を思う気持ちにつながることを期待します。

 

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