第2回朝日町教育センター運営委員会を行いました。今回は、平成27年度事業報告及び平成28年度の事業計画(案)について協議しました。
開会のあいさつでは、当町は、朝日町の人・自然・文化を愛する心豊かでたくましい子どもを育てることを学校教育目標として示しており、そのためには、教員の質を高める研修を充実させることが重要であると示唆いただきました。
協議では、研修の評価として、効果測定を行うことが必要である。研修したことが、授業に生かされているかどうかを調べ、研修内容の改善につなげることにも取り組んでいくとよい。
クマの出没等の理由から、自然観察や史跡見学等の機会がほとんど無くなっていることや町外からの先生が増えていることなどから、朝日町の自然や文化、歴史、民話等の郷土教材への理解が浅くなっている。このことから、研修では、郷土の素材について周知を図ることが必要である。泊高校観光ビジネスコースでは、朝日町の地域紹介のDVDを作成しているので参考にしてほしいなど、センター事業改善へ向けて、示唆いただきました。
また、素晴らしい講師に出会うと、研修したことを現場(授業)で生かすことができる。OJTとともに、これからはOJL(learning)が求められると示唆いただきました。このことから、先生方が主体的に学ぶことができる研修の内容と場の提供を考えることが必要だと思いました。
日頃から、当教育センターの運営にあたっては、朝日町教育委員会、朝日町小中学校、関係機関の皆様から、多くのご指導、ご協力をいただいております。心より御礼申し上げます。