投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

学校教育運営研修会②

第2回学校教育運営研修会を朝日町図書館で行いました。講師は、大高建設(株)大橋聡司先生、演題は「企業が学校に望むこと」です。

学校教育運営研修会

学校教育運営研修会

研修では、まず、外国の教育事情の特色について拝聴しました。その中でも、フィンランドの特別教育学級の設置は、子供たちに手厚い配慮が成されていると思いました。併せて、子供たちは早期から多様な価値観を認め合うようにして育っています。このことから、学力の保障と協調性を重視した教育が推進されていると推測します。

さらに、先生からは、グローバル社会に対応した人材育成の在り方について、地域活性化事業を通した社会貢献及び人間育成の取組と考え方について、そして学校教育に求められる児童生徒の育成のための主点などについて示唆いただきました。

参加した教員からは「周囲に対する思いやりや誇り等、人間の根本にかかわる資質を育てていくことの大切さを先生の実践から学びました。」「『働く』ということは、社会に貢献し、そのことを喜び、自己の価値を高めるという話が印象に残りました。先生自身が地域を大切にし、誇りをもって働いておられることが伝わってきました。自分はどのように働いていきたいのか、どのような子供たちを育てていきたいのかをじっくり考えたいと思います。」という感想が寄せられました。

子供に教えることの重みと責任を改めて肝に銘じていきたいと思います。講師の先生には感謝申し上げます。

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授業力アップ研修会②「理科実験」

授業力アップ研修会「理科実験」を行いました。講師は、県総合教育センター 科学情報部の先生方です。今回の実験は「試験管に雪を降らせよう」です。ネーミングだけで実験をやってみたいというワクワク感と試験管の中のきれいな結晶が想像できます。もう一つは「ぽんぽん蒸気船」です。これにすぐ反応できる世代とそうでない世代に分かれると思います。さて、ブリキの舟とロウソクをイメージできたでしょうか。

まず、「試験管に雪を降らせよう」の実験について研修しました。結晶の析出の原理を基に、 塩化アンモニウムの星型結晶を観察しました。もののとけ方の教材に活用できます。子供が水溶液に興味をもつきっかけとなる教材!でした。

授業力アップ研修会

授業力アップ研修会

「ぽんぽん蒸気船」は、自分が工作をした船が水上を進みます。子供は、どうして進むのかという疑問が自然に湧き、そこから主体的な学びをスタートさせると推測します。水の三態の学習につながる教材です。

授業をつくるための教材研究の重要性を示唆いただくとともに、科学の魅力を改めて実感しました。講師の先生方には感謝申し上げます。

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学力向上プログラム研修会

朝日町学力向上プログラム研修会を行いました。今年度は、芦屋市教育委員会事務局 俵原正仁先生を講師にお招きしました。

俵原先生には、研修の事前準備にご苦労をいただき、実践事例を示した資料や講義の内容をまとめ資料を送っていただきました。研修を終えた参加者には、うれしいお土産になりました。

学力向上プログラム研修会

学力向上プログラム研修会

さて、研修会の演題は「笑顔の教師が笑顔の子供を育てます ~楽しい学級づくり&授業づくりのツボ~」です。

先生からは、子供ののびに目を向けることの重要性とそのための支援について、子供同士の仲間意識を育てるための支援について、学校と保護者の相互理解及び信頼関係づくりのための考え方と配慮について、子供の意欲と理解を高める学習指導のポイント等について、具体的な事例を通して示唆いただきました。

参加した先生方からは、「『笑顔で』ということを最近忘れていた気がします。学習のための素地づくりを2学期からがんばっていきたいと思います。」、「叱らない、叱るようにならない、そのための手立てを考えることを俵原先生から学びました。」、「子供が伸びたか伸びていないかで見るという視点を持ちたいと思います。先生のように不必要に叱らないことを守って、楽しい教室を目指したいと思います。」などの感想を頂きました。

俵原先生には、「信頼関係」がクラスの土台となることを示していただいたのではと思います。ご指導をいただき感謝申し上げます。

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授業力アップ研修会① 「クラス会議を生かした学級運営」

授業力アップ研修会「クラス会議を生かした学級運営」を行いました。

講師の先生からは、「クラス会議」の内容と評価の在り方について、理論と実践を結びつけて指導いただきました。また、「クラス会議」のワークショップでは、学級運営においてルールの定着のための指導の在り方について、子供たちの人間関係づくりのための支援について、具体的な事例を通して示唆いただきました。

授業力アップ研修会

授業力アップ研修会

さらに、研修のまとめとして、ルール定着のための指導や人間関係づくりは、スモールステップで繰り返し行っていくこと、クラス会議は教科指導・生徒指導と並行して行うと効果的であることなどを示していただきました。

参加者からは、「実際にクラス会議を体験でき、とても楽しかったです。体験することでクラス会議について理解することができました。」「クラス会議はどのように行うのか、実際の流れが分かり、実践につなぎたいと思いました。講師の先生が、随所で押さえるポイントやほめるタイミングなどを示してくださったので、とても参考になりました。」などの感想をいただきました。

講師の先生には、熱意のこもった講義とワークショップをしてただき、参加者一同とても勉強になりました。感謝申し上げます。

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学校教育運営研修会①

第1回学校教育運営研修会を行いました。講師は、音楽夢工房 加藤敏久先生です。会場は、もちろん音楽夢工房です。ここには、ほとんどの先生が初めての訪問でした。

学校教育運営研修会

学校教育運営研修会

1階と2階をひとつの空間にしたその中にスピーカーが設置されており、その大きさには、誰もが驚きます。そして、その音の迫力に、続けて驚きます。そして、音の大きさだけでなく、低音高音の響きや音色を体全体で感じることができ、心地よさは最高です。音を感じるという贅沢な時間をいただきました。

加藤先生からは、「本物を追究する」、「つくる体験と形にする喜び」という視点から、教育の現場で生かせる考え方や子供を育てるための熱意などを示唆いただきました。参加された先生からは、「本物を追究する心は輝いている。」という感想をいただきました。

加藤先生には、探究心をもつことの充実を教えていただくとともに、子供たちにつくる体験と形にする喜びを味わわせることが大切だと示唆いただきました。子供が追究することの喜びを味わい探究心もつことができるよう、努めていきたいと思います。

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情報教育研修会

情報教育研修会を行いました。今回は、児童生徒の学習に生かす効果的なタブレット活用~「小学校低学年でも30分でできるプレゼン」(ロイロノートの活用)、「AirDrop を使おう」、「その場で作れるKeynote」~ この3点について研修しました。

情報教育研修会

情報教育研修会

ロイロノートを活用することで、撮る、調べる、書くなどの活動が容易にできます。そうやって取り組んだ自分の学習を一つのノートにまとめることができます。さらに、一人一人の考えを即時にクラスで共有し、話合いにつなぐことができます。

AirDropの機能を使うことで、子供同士、子供と先生の間で画像を転送することができます。生活科や理科、社会科等の見学や観察学習で見つけたことや分かったことを即時に共有し、比較することができます。

Keynoteは、PCが無くてもタブレットでプレゼンテーションが作成できます。また、撮影した画像をプレゼンに組み入れることができます。AirDropの機能を使えば、プレゼンを共有することもできます。

このようにタブレットは、児童生徒が自分の考えをまとめることや互いの考えを視覚的に共有することなどに効果的に活用できます。児童生徒が学習をアクティブに進めるための支援の一つとして、タブレット活用の推進を考えていきたいと思います。

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情報教育研究調査員会③

情報教育研究調査員会を行いました。こちらも郷土教育教材開発研究調査員会と同じく、夏季研修会の内容について話し合いました。

情報教育研究調査員会

情報教育研究調査員会

これまで、各校では、タブレットを活用して教師からの教材提示やフラッシュカードを用いた反復練習、児童生徒による社会科の現地学習の撮影、体育科の運動の動きの確認などが行われてきました。

今年度は、協働学習につながるタブレットの活用方法を提示することとしました。タブレットを用いて互いの考えを視覚的に共有することで、グループ内の意見交流が活発になると推測します。また、収集した情報の選択・整理にも効果的だと思います。

夏季研修会では、「より積極的に自分の考えを他者に伝える」「子供同士で教え合う」等の学習活動に生きるICTの効果的な活用方法を示したいと思います。

 

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朝日町教育センターだより

朝日町教育センターだよりを発行しました。巻頭言、新しく赴任された先生方の紹介、研修の紹介、新刊図書等を掲載しております。ご覧ください。

○朝日町教育センターだより H28.6月号①  H28.6月号②

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郷土教育教材開発研究調査員会③

郷土教育教材開発研究調査員会では、朝日町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることを目的として、朝日町現地学習会を行っています。今回は、その研修内容について話し合いました。

郷土教育教材開発研究調査員会

郷土教育教材開発研究調査員会

テーマは、「古きと新しきを訪ねる学習会 ~宮崎太郎ゆかりの史跡を訪ねて」とし、宮崎太郎や木曽義仲、北陸の宮等に係る平安時代のころの朝日町の史実を学ぶこととしました。

次に、地域の今を知ることを目的として、朝日町ふるさと移住交流体験施設「さヽ郷ほたる交流館」にて、館長さんから笹川地区の移住促進の取組やノルディック・ウオークの推進等についてご講義をいただき研修しました。

「宮崎城跡」や笹川地区の「諏訪神社」などの史跡等は、数百年の長い歴史を物語っています。また、笹川地区では現在進行形で地域創生が進められています。先人が残してきた足跡を学ぶとともに、地域の将来を考える取組を知るこの研修を通して、先生方の理解を図るとともに、郷土学習の教材化につながることを願います。

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道徳研修会

今年度の新規研修会として、朝日町道徳研修会を行いました。会場は、静かで落ち着いた環境を整えておられる朝日町図書館を利用させていただきました。朝日町図書館は、町の中央に位置しており、日頃から多くの町民が利用しておられます。中高校生も勉強に来ており、生涯学習の集いの場となっています。

道徳研修会

道徳研修会

研修では、講師の先生から道徳の教科化が求められる背景について、学校における道徳教育の在り方について、さらに「特別の教科 道徳」の目標及び内容や考える道徳の授業を実践する際の考え方及び留意点、学習事例について、そして評価についての考え方などについて指導していただきました。

参加した先生方からは、「今までの自分の道徳の授業を振り返りながら講演を聴くことができました。先生のお話を伺い、考える道徳のイメージが湧いてきました。また、授業構想の仕方を具体的に示していただき、演習も行ったので、とても分かりやすかったです。」

「道徳は、発問や意見を出させることにこだわりが強かったが、生徒が自己を見つめ、自己や物事を多面的・多角的に捉えさせることの大切さを理解することができました。」

「これまでの自分の道徳の授業の形式を根本から見直さなくてはいけないと思いました。考え、議論する道徳のために、授業に向けて考えを深めていきたいです。今回のお話を聞き、クラスの様子をよく分かる担任でなくては、道徳はできないのではないかと感じました。」などの感想をいただきました。

この研修には、U-9(教職経験10年未満)の先生方に多数参加いただきました。講師の先生のお話を通して、道徳授業への心構えや授業の組み立て方、教科化へ向けての準備等について視野を広げる機会になったことと思います。

講師の先生には感謝申し上げます。

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