生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

秋の生活科・理科自然観察現地学習会を行いました。場所は、笹川地区の上笹川橋周辺です。初めに「なるほど」と感心したことがありました。集合場所の川沿いには、ケンポナシが生えています。普段、熊はこの木によじ登って実を食べる習性がある。だが、熊が登った形跡はないので、ここでは安全に自然観察ができる。参加者一同、この話を聞かせていただいたおかげで、熊への警戒心を和らげ、自然観察をスタートすることができました。

生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

研修では、オリシバの茎を使った遊びは、子供の紐を結ぶ経験につながること、ロゼット型になった西洋タンポポの観察を通して、植物の越冬について考えさせること、ギシギシの葉はカワニナの好物なので飼育に生かせること等を指導していただきました。

次に、川原の石に磁石が付くところを見せていただきました。子供には不思議な光景として、目に映る場面だと思います。このことから、子供が「なぜそうなるのか」と疑問に思うように提示すること、「磁石が付く理由を見つけたい」という気持ちを引き出すための支援が大切だと指導していただきました。

自然観察は、自然の中でリラックスすることも学習の一つだと思います。それが、自然への愛着につながり郷土愛を育むと思います。併せて、友達と何かを発見したり互いに学び合ったりする機会でもあります。自然の魅力、理科のおもしろさを指導いただいた研修となりました。

講師の先生には感謝申し上げます。