投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

外国語活動研修会2

第2回外国語活動研修会を行いました。研究授業は5年生のWhat would you like?(Hi, friends! 1 Lesson9) です。

外国語活動研修会

外国語活動研修会

外国語活動は、子供を引き込む魅力のある活動にすることが大切です。そのためには、学んだ語彙や表現を使わないと自分の考えや思いが伝わらないという「必然性」、単に話す、聞くではなく、相手に伝えたい、聴きたいという「相手意識」、思わずやってみたくなる、ワクワク感、ドキドキ感などを子供が実感できるように場面設定をすることが重要ですが、今日の授業では、これらがぴったり当てはまっていました。

事後研修では、指導主事先生から支持的風土が醸成された学級経営が授業の基盤として重要であることを示していただくとともに、外国語活動の授業における場面設定のポイントや学級担任とALT、JTEの役割分担の在り方、英語の教科化に向けての考え方や留意点などを示唆いただきました。

研修後は、「しっかりとした場面設定がなされた中で英語を使う授業だったので、理想的だと思いました。」「流れが明確で子供も安心して取組める雰囲気がとてもよかったです。」「事後研修では、授業について様々な視点から話を聞くことができ、勉強になりました。」などの声をいただきました。

参加された先生方は授業研究を通して、外国語活動の授業づくりのポイントをつかまれたことと思います。

授業をしていただいたHRT、ALT、JTEの先生方、指導助言をいただいた指導主事の先生には感謝申し上げます。

 

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ICT活用公開授業(情報教育研修会)

当町では、町より小中学校にデジタル教科書及びタブレットの導入を進めていただいております。併せて、教員のICT活用に係る研修を進め、デジタル教科書を使う授業が少しずつではありますが増えてきています。

このようにICT活用の場面が、PC室から普通教室に移行しているこの時期、情報教育研究調査員会では、児童生徒のICT活用の推進を図ることを目的として、この研修会を行うことにしました。

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業

ICT活用公開授業では、タブレットの効果的な活用について研修しました。授業は生活科の「まちたんけん」です。児童はタブレットを持って探検へ出かけ、施設や地域の方にインタビューをして話を聞くとともに、学んだことや見つけたことを写真や動画で撮ります。探検後はタブレットをツールとしてまとめ、発表や話合いを行います。

授業で、なるほどと感心する場面がありました。それは画像をズームアップすることです。友達に分かりやすく伝えるためには、とても効果的でした。さらに動画を使った発表は、分かったことや見つけたことが、さらに分かりやすく伝わっていました。

また、タブレットのアプリを使うことで、画像や動画を取り入れたり、説明の文字を加えたりすることが簡単にできます。発表のために紙とペンで書く。写真を選ぶ。プリントアウトして貼るなどの作業とは比べものにならないほど短い時間で、子供たちは「まちたんけん」で調べたことをまとめていました。

タブレットを活用することで、情報を可視化できる。協働で共有、整理ができる。短時間で発信できると考えます。このことを生かして、子供が協働・交流する授業を考えていきたいと思います。

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朝日町教育センターだより 10月号

センターだより10月号

センターだより10月号

朝日町センターだより10月号を発行しました。

巻頭言や今年度朝日町の小中学校に赴任されたフレッシュな先生方からの言葉、郷土を学ぶ現地学習会や情報教育・タブレット研修等の夏季研修の報告、「実践学校カウンセリング2016」「くちびるに歌を」等の新刊図書・DVDの紹介を掲載しております。

ご覧ください。

○ センターだより10月号

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学力向上推進委員会③

学力向上推進委員会③

学力向上推進委員会③

第3回学力向上推進委員会を行いました。第2回に続き、授業改善及び人間関係・学級づくりにつながる学力向上策について話し合ったところ、ホワイトボードを活用した理科の星や月の動き方の話合い活動や朝の会のペアトーク、学級活動でのP・Aなど、各校の実践が多数提案されました。

町教育センターからは、全国学力テストの質問紙から見えた児童生徒の実態を解説しました。その中の一つの自尊意識に係る質問には、「当てはまる」と答えた回答率が高く、児童生徒は学校で成就感を味わい、自己肯定ができていると考えます。

このことを維持し、さらに向上させていくために、委員の先生方にまとめていただいた実践事例を小中学校の先生方にお知らせしたいと考えています。このことが朝日町小中学校の授業力向上及び良好な学級経営につながればと思います。

 

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朝日町中高連携推進事業「教育講演会」

朝日町では、平成11年度から朝日中学校と泊高等学校の連携事業として、教員の指導交流やバレーボール、バスケットボール、吹奏楽部などの部活動交流を実施しています。

また、著名人を招聘してスポーツ指導や講演会を開催しており、中学生や高校生がトップアスリートや文化人に触れ合う機会の創出に努めています。

今年度の「特別講演」は、ゴルゴ松本氏にご講演をいただきます。教育講演会にお越しください。

中高連携推進事業「特別講演」

中高連携推進事業「特別講演」

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生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

秋の生活科・理科自然観察現地学習会を行いました。場所は、笹川地区の上笹川橋周辺です。初めに「なるほど」と感心したことがありました。集合場所の川沿いには、ケンポナシが生えています。普段、熊はこの木によじ登って実を食べる習性がある。だが、熊が登った形跡はないので、ここでは安全に自然観察ができる。参加者一同、この話を聞かせていただいたおかげで、熊への警戒心を和らげ、自然観察をスタートすることができました。

生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

研修では、オリシバの茎を使った遊びは、子供の紐を結ぶ経験につながること、ロゼット型になった西洋タンポポの観察を通して、植物の越冬について考えさせること、ギシギシの葉はカワニナの好物なので飼育に生かせること等を指導していただきました。

次に、川原の石に磁石が付くところを見せていただきました。子供には不思議な光景として、目に映る場面だと思います。このことから、子供が「なぜそうなるのか」と疑問に思うように提示すること、「磁石が付く理由を見つけたい」という気持ちを引き出すための支援が大切だと指導していただきました。

自然観察は、自然の中でリラックスすることも学習の一つだと思います。それが、自然への愛着につながり郷土愛を育むと思います。併せて、友達と何かを発見したり互いに学び合ったりする機会でもあります。自然の魅力、理科のおもしろさを指導いただいた研修となりました。

講師の先生には感謝申し上げます。

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研究主任会②

第2回研究主任会を行いました。今回は、これまでの各小中学校の校内研修及び要請・支援型訪問研修の成果と課題について情報交換を行いました。

研究主任の先生方は、やはり学習指導要領改訂に伴い、「特別の教科 道徳」の目標及び内容と評価の在り方、「考え、議論する」道徳の授業を実践する際の考え方及び留意点等に関心が高く、まず、このことについて協議を行いました。

中学校では、今年度も講師を招き、道徳の研修を推進しておられます。道徳の教材をつくることや板書の表し方を見直すなどの手立てに取り組んでいるとのことでした。その中の発問の工夫は、なるほどと感心しました。発問をつくるときは語尾が大切になる。「どうすべきだったのか。」「大切なのか。」という発問は、生徒が自分事として捉え、考え合う、議論することにつながると考える。このことは、他校の先生方にとって、とても勉強になりました。

また、小学校では、「心と体の健康づくりを主体的に実践していく子供の育成」を推進するために、町管理栄養士を講師に招いて食育について考えることや「みんなでまめなけタイム」の活動で、いろいろな運動遊びや運動に取り組んでおり、子供たちの健康づくりへの意識が根付いてきているとのことでした。

もう一つの小学校では、子供同士のかかわりを通して学び合う力を育てるために、授業でペアやトリオ、グループ等による話合いを仕組むことやワールドカフェ方式で他のグループの考えを知る活動を試みているとのことでした。

各校では、児童生徒の主体的な学び、対話的な学びを育てるために、様々な工夫を重ねておられます。この会の情報交換が各校の研修の充実につながることを期待します。

 

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情報教育研究調査員会⑥

第6回情報教育研究調査員会を行いました。今回は、児童生徒のタブレット活用について講師を招き、研修を行いました。

情報教育調査員会

情報教育調査員会

講師の先生からは、タブレットを活用し、文字を書く、写真を撮影する、ネットで調べるなどの学習活動について指導していただきました。シンプルな画面で操作も簡単なので、学習したことや集めた情報を分かりやすくカードにまとめることができます。このことから、スムーズに思考を可視化することができると思いました。

さらに、クラスでカードを共有することができるので、友達のノートから学んだり、友達の考えと比較したりすることもできます。 このことから、協働を習得するためのツールとして効果的に活用できると思いました。

児童生徒が、自ら考え、仲間と学ぶ力を付けるために、タブレット活用を上手く取り入れていきたいと思います。

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郷土教育教材開発研究調査員会⑤

第5回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、郷土教材「朝日町の歴史」の監修をお願いしている有識者の方を講師に招き、「北陸道 市振から愛本橋」というテーマで研修を行いました。

講師の先生からは、新潟県の市振から黒部川を跨ぐ愛本橋までの北陸道について、歴史考証をもとに、こと細かにご指導いただきました。

宮崎鹿島神社

宮崎鹿島神社

その中でも、海道の松や榎木、境一里塚などからは、市振、境が北陸道の要所であったことが伝わってきました。また、鹿島神社拝殿の木彫の質の高さや鹿島樹叢の野外自然博物館としての魅力、北陸道を旅した親鸞聖人、松尾芭蕉の足跡などからは、朝日町の歴史と人、自然、文化の魅力を深く実感することができました。

今回の研修を生かして、子供たちには、朝日町の歴史・文化の素晴らしさを教え、郷土を愛し、誇りに思う気持ちを育てていきたいと思います。講師の先生には感謝申し上げます。

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学力向上推進委員会②

第2回学力向上推進委員会を行いました。当委員会は、当町の児童生徒の全国学テの結果から学習指導の参考となるポイントや学習規律の確立に向けての取組等を示しています。今年度は、全国学テの結果分析を参考に、授業改善及び人間関係・学級づくりにつながる学力向上策を示すこととしました。

学力向上推進委員会

学力向上推進委員会

一つは、「ホワイトボードの効果的な活用」です。ペアやトリオ、グループでの話合いなどに活用することで思考を可視化でき、他者との交流・協働につながると思います。また今年度の研修で、東京学芸大学 准教授 岩瀬直樹先生から指導いただいた、オープンクエスチョンとホワイトボード・ミーティングを活用した指導の在り方についても、併せて示したいと思います。

もう一つは、「人間関係・学級づくり」のための手立てです。スキル・トレーニングの考え方や方法等を示し、学び合う学級づくりを支援したいと考えています。併せて、今年度の研修で指導していただいた、クラス会議についても示したいと思います。

県の学力向上推進チームから、9月に学力向上に係るリーフレットが発行されております。その中に、「何を覚えたかではなく、どんなことができるようになったかへシフトチェンジ」というキーワードがありました。

このことから、学力向上推進委員会でも、他者との交流・協働につながる指導のポイントを示し、児童生徒がアクティブに学ぶための授業改善の一助としたいと思います。

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