朝日町では、平成11年度から朝日中学校と泊高等学校の連携事業として、教員の指導交流やバレーボール、バスケットボール、吹奏楽部などの部活動交流を実施しています。
また、著名人を招聘してスポーツ指導や講演会を開催しており、中学生や高校生がトップアスリートや文化人に触れ合う機会の創出に努めています。
今年度の「特別講演」は、ゴルゴ松本氏にご講演をいただきます。教育講演会にお越しください。
朝日町では、平成11年度から朝日中学校と泊高等学校の連携事業として、教員の指導交流やバレーボール、バスケットボール、吹奏楽部などの部活動交流を実施しています。
また、著名人を招聘してスポーツ指導や講演会を開催しており、中学生や高校生がトップアスリートや文化人に触れ合う機会の創出に努めています。
今年度の「特別講演」は、ゴルゴ松本氏にご講演をいただきます。教育講演会にお越しください。
秋の生活科・理科自然観察現地学習会を行いました。場所は、笹川地区の上笹川橋周辺です。初めに「なるほど」と感心したことがありました。集合場所の川沿いには、ケンポナシが生えています。普段、熊はこの木によじ登って実を食べる習性がある。だが、熊が登った形跡はないので、ここでは安全に自然観察ができる。参加者一同、この話を聞かせていただいたおかげで、熊への警戒心を和らげ、自然観察をスタートすることができました。
研修では、オリシバの茎を使った遊びは、子供の紐を結ぶ経験につながること、ロゼット型になった西洋タンポポの観察を通して、植物の越冬について考えさせること、ギシギシの葉はカワニナの好物なので飼育に生かせること等を指導していただきました。
次に、川原の石に磁石が付くところを見せていただきました。子供には不思議な光景として、目に映る場面だと思います。このことから、子供が「なぜそうなるのか」と疑問に思うように提示すること、「磁石が付く理由を見つけたい」という気持ちを引き出すための支援が大切だと指導していただきました。
自然観察は、自然の中でリラックスすることも学習の一つだと思います。それが、自然への愛着につながり郷土愛を育むと思います。併せて、友達と何かを発見したり互いに学び合ったりする機会でもあります。自然の魅力、理科のおもしろさを指導いただいた研修となりました。
講師の先生には感謝申し上げます。
第2回研究主任会を行いました。今回は、これまでの各小中学校の校内研修及び要請・支援型訪問研修の成果と課題について情報交換を行いました。
研究主任の先生方は、やはり学習指導要領改訂に伴い、「特別の教科 道徳」の目標及び内容と評価の在り方、「考え、議論する」道徳の授業を実践する際の考え方及び留意点等に関心が高く、まず、このことについて協議を行いました。
中学校では、今年度も講師を招き、道徳の研修を推進しておられます。道徳の教材をつくることや板書の表し方を見直すなどの手立てに取り組んでいるとのことでした。その中の発問の工夫は、なるほどと感心しました。発問をつくるときは語尾が大切になる。「どうすべきだったのか。」「大切なのか。」という発問は、生徒が自分事として捉え、考え合う、議論することにつながると考える。このことは、他校の先生方にとって、とても勉強になりました。
また、小学校では、「心と体の健康づくりを主体的に実践していく子供の育成」を推進するために、町管理栄養士を講師に招いて食育について考えることや「みんなでまめなけタイム」の活動で、いろいろな運動遊びや運動に取り組んでおり、子供たちの健康づくりへの意識が根付いてきているとのことでした。
もう一つの小学校では、子供同士のかかわりを通して学び合う力を育てるために、授業でペアやトリオ、グループ等による話合いを仕組むことやワールドカフェ方式で他のグループの考えを知る活動を試みているとのことでした。
各校では、児童生徒の主体的な学び、対話的な学びを育てるために、様々な工夫を重ねておられます。この会の情報交換が各校の研修の充実につながることを期待します。
第6回情報教育研究調査員会を行いました。今回は、児童生徒のタブレット活用について講師を招き、研修を行いました。
講師の先生からは、タブレットを活用し、文字を書く、写真を撮影する、ネットで調べるなどの学習活動について指導していただきました。シンプルな画面で操作も簡単なので、学習したことや集めた情報を分かりやすくカードにまとめることができます。このことから、スムーズに思考を可視化することができると思いました。
さらに、クラスでカードを共有することができるので、友達のノートから学んだり、友達の考えと比較したりすることもできます。 このことから、協働を習得するためのツールとして効果的に活用できると思いました。
児童生徒が、自ら考え、仲間と学ぶ力を付けるために、タブレット活用を上手く取り入れていきたいと思います。
第5回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、郷土教材「朝日町の歴史」の監修をお願いしている有識者の方を講師に招き、「北陸道 市振から愛本橋」というテーマで研修を行いました。
講師の先生からは、新潟県の市振から黒部川を跨ぐ愛本橋までの北陸道について、歴史考証をもとに、こと細かにご指導いただきました。
その中でも、海道の松や榎木、境一里塚などからは、市振、境が北陸道の要所であったことが伝わってきました。また、鹿島神社拝殿の木彫の質の高さや鹿島樹叢の野外自然博物館としての魅力、北陸道を旅した親鸞聖人、松尾芭蕉の足跡などからは、朝日町の歴史と人、自然、文化の魅力を深く実感することができました。
今回の研修を生かして、子供たちには、朝日町の歴史・文化の素晴らしさを教え、郷土を愛し、誇りに思う気持ちを育てていきたいと思います。講師の先生には感謝申し上げます。
第2回学力向上推進委員会を行いました。当委員会は、当町の児童生徒の全国学テの結果から学習指導の参考となるポイントや学習規律の確立に向けての取組等を示しています。今年度は、全国学テの結果分析を参考に、授業改善及び人間関係・学級づくりにつながる学力向上策を示すこととしました。
一つは、「ホワイトボードの効果的な活用」です。ペアやトリオ、グループでの話合いなどに活用することで思考を可視化でき、他者との交流・協働につながると思います。また今年度の研修で、東京学芸大学 准教授 岩瀬直樹先生から指導いただいた、オープンクエスチョンとホワイトボード・ミーティングを活用した指導の在り方についても、併せて示したいと思います。
もう一つは、「人間関係・学級づくり」のための手立てです。スキル・トレーニングの考え方や方法等を示し、学び合う学級づくりを支援したいと考えています。併せて、今年度の研修で指導していただいた、クラス会議についても示したいと思います。
県の学力向上推進チームから、9月に学力向上に係るリーフレットが発行されております。その中に、「何を覚えたかではなく、どんなことができるようになったかへシフトチェンジ」というキーワードがありました。
このことから、学力向上推進委員会でも、他者との交流・協働につながる指導のポイントを示し、児童生徒がアクティブに学ぶための授業改善の一助としたいと思います。
9月24日(土)から25日(日)まで、朝日町アゼリアホールロビーにて、朝日町児童生徒作品展を行います
「アリの行動と生態に関する研究」や「境川の岩石調べ」、「高吸収性ポリーマーでさいばい」、「発見地震に強い家」など、児童生徒が研究・調査に取り組んだ作品を展示しております。また、発明・工夫、工作部門、郷土・自由部門の作品も展示しております。
小中学生の研究努力、創意工夫が込められた作品をぜひ、ご覧ください。
9月24日(土)、25日(日)、朝日コミュニティーセンター「アゼリア」で、児童生徒作品展を行います。ここには、朝日町の小中学校から選ばれた夏休みの自由研究の優秀作品が展示されます。
友達同士で、ご家族で、ぜひご覧ください。
魚津地区教育センター協議会による今年度3つ目の講演会、「道徳に関する講演会」を行いました。
講師には、東京学芸大学教職大学院 教授 永田繁雄先生をお招きしました。演題は「心を育てる学校教育」、サブタイトルは「道徳の『特別の教科』化時代に私たちが取り組みたいこと」これは、今まさしく、どの先生方も学びたいと思っておられる事柄であり、タイムリーなタイトルだと思います。
先生からは、道徳の教科化が求められる背景や、「特別の教科 道徳」の目標及び内容と評価の在り方、さらには、「考え、議論する」道徳の授業を実践する際の考え方及び留意点等について、具体的な事例を通してご教授いただきました。
指導いただいた内容のひとつに、子供たちの「多面的・多角的思考」を育てるために、認め合い、磨き合う授業を推進することを示していただきました。そのためには、仮説を立てる、関連づける、論じる、説明する、身近な問題に適応する、振り返るなどの学習活動が重要になります。このことが確実に行われている授業が、私たちに求められるのだと思います。
「特別の教科 道徳」についての考え方と取り組みたい授業の形とをリンクさせながら指導していただいたので、とても分かり易い講演でした。講師の先生には感謝申し上げます。
現地学習会を行いました。今回は、講師に、木曽義仲・巴と宮崎太郎あさひ塾の澤木昇先生を講師に招き、「古きと新しきを訪ねる学習会 ~宮崎太郎ゆかりの史跡を訪ねて~」というテーマで研修しました。
先生からは、古くから北陸道の要害の地であった宮崎城や北陸宮についての歴史的経緯について、笹川の諏訪神社と木曽義仲とのかかわりについて、大家庄の舘弾正、井口蔵人の功績などについて指導いただきました。
朝日町はいつの時代も武将たちが攻防を繰り返す合戦の舞台となっており、町内にさん然と残るつわ者どもの夢のあと、宮崎城跡や山城、鹿島神社、諏訪神社等の史跡は、数百年の長い歴史を物語っていました。
参加した先生方からは、「宮崎ゆかりの史跡を実際に歩きながら、目の前の光景を説明していただいたので、そうだったのかとすぐに納得することができました。遥か遠いその時代を生きた人々の思いに触れることができ、知恵や勇気に感動しました。」
「先生の確かな検証に基づく話は大変分かりやすく、地形や広さ、山々の連なり、樹木の生い茂り方等、あらゆることが歴史を考察する上で重要な手掛かりになることを学びました。」などの感想が寄せられ、町の歴史への理解と愛着を深めていただいたことと思います。このことが子供たちの社会科や生活科の充実につながると推測します。
朝日町の先人の努力の足跡について、ご指導いただいた講師の先生には感謝申し上げます。