投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

小中高生徒指導連絡協議会②

当町では、小中学校及び高等学校との連携を目指し、関係機関からの支援や指導を生かした研修を通して、発達段階に応じた連続性のある生徒指導を推進することを目的として、朝日町小中高生徒指導連絡協議会を組織しております。今回は、各校の1年間の取組の成果と課題について協議しました。

各校では、児童生徒が気持ちのこもったあいさつを身に付けるための「あいさつ運動」や温かい言葉遣いを身に付けるための様々な活動が推進されています。また、クラス会議でブレーンストーミングを活用して話合いを行い、多彩なアイディアを自由に話す雰囲気を醸成しているという事例も伺いました。

さらに、いじめ、不登校問題等についても協議し、いじめの未然防止・早期発見及び児童生徒理解、個に応じた支援の在り方等について理解を深めました。

また、小中学校、高校では、専門的な方を講師に招き、スマホ、SNSにかかわる情報モラル教室を実施しています。これは、近年の情報化社会において、児童生徒への安全指導の重要な一項目となっています。

小中高及び家庭、地域との連携・協力は何より大切だと思います。地域ぐるみの生徒指導の推進に、今後も努めていきたいと思います。

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外国語活動推進委員会④

第4回外国語活動推進委員会を行いました。今回は、今年度の研修の成果と課題及び次年度の計画について話し合いました。

町内小学校の外国語活動の授業では、視覚的教材を活用することで、児童は楽しんで外国語活動に取り組んでいる。英語に囲まれている雰囲気ができているので、児童は意欲をもってチャンツ、アクテビティに取り組んでいるという意見をいただきました。

外国語活動推進委員会

外国語活動推進委員会

課題としては、T1を明確にすることが浮かび上がりました。このことについては、学級担任とALT、英語教育非常勤講師、英語専科教員との打ち合わせを十分に行うことも関連してくると思われます。

また、1~4年生でも外国語に触れる活動を行っていますが、児童は楽しみながら、学習を重ねているので、発話への抵抗が無くなっているという意見をいただきました。学習の定着を図るためには、短い期間に2回程度学習すれば効果的であるという意見もいただき、このことは年間計画にぜひ生かしたいと思いいます。

さらに、英語劇の活動を行ったところ、児童は、日本語を英語に訳してほしいなど、積極的に質問し、繰り返し英語での台詞を練習していたという意見もありました。劇は、日本語でも英語でも、児童にとっては意欲が湧く活動だと実感しました。

28年度は、外部講師を招き、指導の在り方について研修するとともに、研究授業を通して、授業力アップを図ることとしました。このことを小学校学級担任の英語指導力向上につなげたいと思います。

推進委員の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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新漢詩紀行・オーケストラ入門

朝日町教育センターの視聴覚ライブラリーでは、先生方の授業や児童生徒の指導に関連した教育図書、DVD等を備えております。

新規DVDを紹介いたします。ご利用ください。

○新漢詩紀 ○オーケストラ入門 ○道徳教材ドラマ「聾の形」  ○昭和30年代の生活と文化(北陸・岐阜編)

新漢詩紀行

新漢詩紀行

オーケストラ入門

オーケストラ入門

 

 

 

 

 

聾の形

聾の形

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郷土教材開発研究調査員会⑥

第6回郷土教育教材調査員会を行いました。朝日町では、小学校3・4年生社会科の資料として「わたしたちの朝日町」を活用しています。今回は、その改訂作業を行いました。

社会科資料「わたしたちの朝日町」

社会科資料「わたしたちの朝日町」

平成27年度の町の変化として、五差路周辺複合施設(愛称:とやま朝日町北陸街道 五叉路 Cross Five)が新設されました。26年度には朝日町図書館・明治記念館も新設されており、町の賑わいが創出される拠点となっています。また、北陸新幹線が開通し、首都圏との距離もぐっと縮まりました。

反面、「町の人口のうつりかわり」のグラフを見ると、グラフ縦軸の最下部の目盛であった13,000人を平成27年度の朝日町の人口は下回ることに気付き、町の人口減少の現実を目の当たりにしました。

子供たちには、社会科の学習を通して、これまでの町の発展の経緯を知り、今の町の現状を見つめ、朝日町への理解を深めてほしいと思います。そして、このことが町の将来を思う気持ちにつながることを期待します。

 

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平成27年度朝日町全国学力・学習状況調査結果分析

朝日町学力向上推進委員会では、当町小学6年生と中学3年生の平成27年度全国学力・学習状況調査の解答の傾向について話し合い、そこから見えてきた成果と課題を踏まえて、学習指導の参考となるポイント等をリーフレットにまとめました。

各校の校内研修などで活用していただくこととしております。

27 朝日町全国学力・学習状況調査結果分析報告「Rising sun]

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郷土教育教材開発研究調査員会⑤

第5回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、「朝日町の歴史」の改訂作業を行いました。前回の改定から7年が経っており、この間、朝日町も活気に満ちた魅力ある町づくりに向けて、朝日町図書館の新設、北陸新幹線の開通に伴う朝日町と新幹線の駅を結ぶ「あさひまちバスエクスプレス」の運行など、住みよい町づくりにつながる施策が推進されています。

朝日町の歴史

朝日町の歴史

また、会社が農作業を引き受ける新しい農業形態も整いました。併せて、チューリップの栽培を生かして美しい景色を演出することで、観光スポットとしての知名度も高まりました。これは、「春の四重奏」と呼ばれ、雪を抱く朝日・白馬連峰と青い空を背景として、桜、菜の花、チューリップを一画面で楽しむことができます。農業を通じて、活力ある産業づくりと観光が見事にコラボレーションしています。

縄文時代の人々がたて穴住居を作って生活した時代から、新幹線が開通した現在までの朝日町の歴史を児童生徒に伝える資料となるよう改訂作業に取り組んでいきたいと思います。

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朝日町適応指導教室「あすなろ」からのお知らせ(12月)

朝日町適応指導教室「あすなろ」は、いろいろな理由から学校に通えなくなってしまった小・中学生が、再び学校へ通えるよう支援する教室です。

安心できる落ち着いた雰囲気の中で、自分のペースで学習したり、パソコンで興味のあることを調べたり、読書を楽しんだりすることができます。

また、お子さんのことで、最近気になっていることや心配されていること、支援についてなど、保護者の皆さんからの教育相談を受けています。お気軽にご相談ください。

詳しくは、チラシをご覧ください。

○「あすなろ」からのお知らせ(チラシ)

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小学校外国語活動授業研究研修会

小学校外国語活動授業研究研修会を行いました。この日の授業では、学級担任、ALT、英語指導員の3人の連携と役割分担が見事に決まっていました。学習意欲を高める雰囲気を作る、フレーズの練習をする、身の回りの外来語、英語について学習する、それぞれの役割が明確に行われ、単語や会話のフレーズの発話練習もタイムリーに行われていました。日ごろから、授業の打ち合わせが十分に行われている成果だと思います。

小学校外国語活動

小学校外国語活動

 

 

 

 

 

学習では、児童が身の回りの英語を使って3ヒントクイズを作り、クラス全体で答えるという活動が仕組まれていました。クイズを通して、「What’s this?」、「It’s ○○○」という会話を問題を出す子、それに答える子のどちらも自分事として意欲的に取り組んでおり、工夫された学習活動でした。

事後研修では、指導主事の先生から、グローバル化に対応した新たな英語教育について、児童には将来に向けて、英語を通じてコミュニケーションを図るためのスキルを身に付ける必要があることを理解させたいと指導していただきました。

私たちの生活は英語で囲まれていると言っても過言ではないと思います。また、企業の中には英語が公用語となっているところもあるそうです。児童が英語に親しみ、コミュニケーション能力を付けるためにも、外国語活動の充実が必要だと考えます。

最後にもう一つ、クイズは、児童がタブレットを使ってフラッシュカードで作り、プロジェクターで提示されていました。3ヒントの画像がスムーズに提示され、どの子にも分かりやすい活動になっていました。ICT機器が確実に授業に生かされていました。

授業をしていただいた学級担任の先生、ALT、英語指導員の先生、指導助言をいただいた指導主事先生には感謝申し上げます。

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情報モラル授業・研修会

情報モラル授業・研修会を行いました。この研修会は、児童生徒及び教員を対象に、児童生徒が巻き込まれやすいインターネット、スマホ等のトラブルと対策について理解を図ることを目的としています。

情報モラル授業・研修会

情報モラル授業・研修会

講師の先生からは、インターネットを通じた出会いから起こるトラブルや犯罪、お金や時間の自己管理、写真撮影のモラルや個人情報の管理の重要性について、SNSのトラブルと対策等について、具体的な事例をもとに指導していただきました。

この中でも、SNSを利用してID掲示板やサイトに個人情報を登録し、ネット上で知り合った人と実際に出会い、トラブルになった事例は、大変危険だと思いました。実際に、相手からの脅迫、ストーカー行為、監禁を受ける等が起きています。このことから、個人情報を掲載することや実際に会うこと等の危険性を十分に理解しておくことが必要だと思います。

児童生徒のスマホ、ネットの活用は、今は狭いかもしれません。けれども、年齢が進むにつれて、その幅は確実に広がっていき、生活のツールとして活用する力を付けていきます。同時に、ネットで流れる情報の正誤を判断する力を身に付けさせておくことも必要です。

よいものを上手く使うために、情報モラルの理解は欠かせないものだと思います。

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生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

生活科の自然を生かした遊びや自然観察の指導のポイントについて、理科の自然観察の視点や方法について学ぶ、生活科・理科自然観察現地学習会をやまざき紅悠館周辺の自然散策コースで行いました。

生活科理科自然観察現地学習会(秋編)

生活科理科自然観察現地学習会(秋編)

 

 

 

 

 

 

講師の先生には、カタバミやセンリョウなどの観察を通して、見る、匂いをかぐ、味わってみる、耳を澄ませる、手で触るなど五感を働かせて自然に親しむことが大切であること、秋の草木の特徴や春と秋の草木の様子の違いを理解するなど、教師自身が自然についての感覚を磨いておくことなどを示唆いただきました。

さらに、ノイバラやススキ、トチノキ、クズのつるなど、秋の草木を生かした遊びやリースの工作等も指導していただきました。

これらのことを生かして、子供たちが自然の事物・現象について実感を伴って理解し、自然への愛着を深めることができる授業づくりを考えていきたいと思います。

また、講師の先生には、この研修会のために、コナラやクヌギ、ガマズミ、クサギなど、たくさんの秋の草木や実を準備していただいております。参加者は、自然散策で指導していただいたことと併せて、秋の草木について理解を深めることができました。深く感謝申し上げます。

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