第5回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、「朝日町の歴史」の改訂作業を行いました。前回の改定から7年が経っており、この間、朝日町も活気に満ちた魅力ある町づくりに向けて、朝日町図書館の新設、北陸新幹線の開通に伴う朝日町と新幹線の駅を結ぶ「あさひまちバスエクスプレス」の運行など、住みよい町づくりにつながる施策が推進されています。
また、会社が農作業を引き受ける新しい農業形態も整いました。併せて、チューリップの栽培を生かして美しい景色を演出することで、観光スポットとしての知名度も高まりました。これは、「春の四重奏」と呼ばれ、雪を抱く朝日・白馬連峰と青い空を背景として、桜、菜の花、チューリップを一画面で楽しむことができます。農業を通じて、活力ある産業づくりと観光が見事にコラボレーションしています。
縄文時代の人々がたて穴住居を作って生活した時代から、新幹線が開通した現在までの朝日町の歴史を児童生徒に伝える資料となるよう改訂作業に取り組んでいきたいと思います。