投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

8月1日 朝日町学力向上プログラム研修会

 夏休みに入ってはや1週間が経ちました。8月の研修のトップバッターとして「朝日町学力向上プログラム研修会」が開催されました。今年度は、筑波大学附属中学校 教諭 岡田 幸一先生をお招きして行いました。
岡田先生は、「生徒が読みもの(小説等)を好きになる学習を作り出すためには?」「子供たちが主体的に読み深めていくアクティブラーニングとは?」ということを中心に、自らの中学校での実践からつくられた多数の資料を基に、具体的な手立てと方法を示してくださいました。また、後半には、模擬授業形式で短編小説の中から「問い・キーワード」を見付ける活動を先生方に生徒役として参加していただき挑戦していただきました。思った以上に一人一人の問いが多様性に富んでいることが実感させられました。
先生方の感想からは、「問いを大切にして子供たちに任せてみることを挑戦してみたい。」「主体的な学習を生み出すためには、授業者の十分な構えが必要である。その裏側の努力とよさを感じさせていただいた研修会だった。」など、岡田先生の読み深める活動に刺激を受けた参加者が多く見られました。
「主体的・対話的で深い学びとは何か?」
一人一人の先生方が、各専門教科において教科研究を重ね、授業改善を図っていく必要性を感じた研修会でした。

 

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外国語活動研修会 「教科化になっても相手を思う心を育ててほしい」

7月31日(月)に外国語活動研修会が開かれました。講師に、文教大学教育学部 教授 金森 強先生をお招きして「新学習指導要領に応じた英語指導の在り方」について学びました。
金森先生は、「これからの教育に求められることは、新しい知識を知ることよりも、活用する方法を知ることや、目的・場面・相手・状況等に応じて考えて行動する力をもつことである。よって、従来の英語教育の発想を大きく変えなければならない。そのためには、小学校の楽しむ・親しむ外国語活動の考え方を大切に英語好きの子供たちを育てていってほしい。」と、強く望まれていた。
「外国語の意味が知りたい。外国人と話したい。文字を書いて伝えたい。」そんな願い・目的意識をどうやってもたせるのか。これが、これから求められる新学習指導要領における「教師の指導力」なのだということが明確となった研修会でした。

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7.22  「あさひまちふるさと探検隊」に参加して

7月22日に、朝日町教育委員会のふるさと教育事業「あさひまちふるさと探検隊」がありました。このイベントに、町内30名以上の小学生と 保護者の方が参加されました。
朝、町のバスに乗り、宮崎海岸に行きました。そこでは、ヒスイ拾いとベント釣りを体験しました。
ヒスイ拾いでは、ガイドさんから教わった白っぽいきれな石を懸命に探し、「これってヒスイですか?」と何度も確かめる姿が見られました。中には、運よく2つのきれいなヒスイをGETしている子もいました。
ベント釣りは、ほとんどの子が初体験でした。波打ち際の石の間に、イカを垂らすと「ピクピク。」とすぐに反応がありびっくり!!女の子はイカを放り投げて逃げ出してしまうほど驚いていました。当たりがあったので、ゆっくり引き上げてみると、ドジョウのような魚(ハゼの一種)がイカに食いついて出てきました。すぐに反対の手で捕まえないと逃げられてしまうので、子供たちも大人もゲーム感覚で、すっかりはまってしまいました。あっという間の海岸遊び。最後は、名物たら汁をいただいて帰りました。子供たちは、自然の楽しさ、朝日町のよさを肌で感じられたことでしょう。

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7月12日 情報教育研究調査員会

7月12日に、ベネッセコーポレーションのICTアドバイザーをお呼びして、「ミライシード」の研修会を行いました。「ムーブノート」の研修では、教師側から準備されたワークシートに意見を書き、掲示板で交流する方法を教えていただきました。また、自分の意見をもってからでないと、仲間の意見を見れないように制限をかけることなどもできることを知りました。この「ミライシード」を実践してみることで、「全員が話合いに参加でき、個々の考えが深まるツールの一つであること」を調査員全員が身をもって学ぶことができました。
8月4日の研修会には、先生方に調査員の方から「ミライシード」等をご紹介したいと思っておりますので、楽しみにしていてください。

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「特別な教科 道徳」の見通しをもった道徳研修会

 7月7日(金)に道徳研修会がありました。講師に東部教育事務所 指導主事の岡村典子先生をお招きして研修会を行いました。
岡村先生には、「教科化の経緯と目標の理解」「今までの道徳となんら変わらないこと」「各校の重点項目と別葉の見直し」「中心発問の考え方」「評価に対する動向」など具体例をあげながら、懇切丁寧にご指導いただきました。
参加した先生方の感想には、「特別な教科 道徳となりますが、先生がおっしゃられた通りこれまでの道徳とはっきり異なるとは考えておりません。異なる点は、評価をきちんと記述しなければいけない部分だと思います。課題があって、中心発問、まとめ、振り返りの流れの中で、子供たちがねらいに達しているかどうかをいろいろな方法で確認していきたいです。」といった心強い言葉がたくさんありました。
大切なことは、教師である私たちがしっかりとしたねらいをもって、子供たちに授業を提供することであると再確認できた研修会でした。

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7月6日 第1回学力向上推進委員会

 7月6日に第1回学力向上推進委員会が開かれました。竹内委員長の開会の言葉の中にあった「スケールメリット」を生かして、「朝日町の子供たちの学力をどのように高めていったらよいか。」を小中の垣根を越えて積極的な話合いが行われました。話合いの結果、「あさひスタンダードのさらなる浸透を図る。(アンケート・教職員への周知)」「各校で行われている授業実践での成果を具体的にRising Sunで紹介する。」「全国学テの集計結果を基に、改善策を練る」という3つの柱で進めていくことになりました。
先生方が日頃から取り組まれている「人間関係づくり、道徳、授業姿勢、書く力・話す力の育成・掲示物・ICT・ホワイトボードなどの教具」等の様々な工夫をどんどん紹介し、町内に広めていきたいと考えていますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

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7月5日 郷土教育研修会 

7月5日(水)に郷土教育研修会を行いました。講師に朝日町埋蔵文化財施設「まいぶんKAN」学芸員の嶋田典子氏をお招きして、不動堂遺跡から知り得た縄文中期の新しい情報と50周年を迎える「浜山玉つくり遺跡」の秘密について学習しました。
調査員の先生方は、嶋田さんの新しい研究方法である「圧痕レプリカ法」や「復原画」の説明等を真剣に聴き、夏の研修会に向けて郷土の歴史を学んでおられました。今までの縄文時代の概念を変える興味深い内容ですので、ぜひたくさんの先生方に参加していただきたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドローン体験の実演会 「無料体験をしませんか?」

 6月29日(木)に、役場庁舎南側 町民公園でドローン体験実演がありました。初めてドローンをみましたが、安定性のある飛行で、ものすごい速さで動いていました。搭載されているカメラで撮られた映像は、想像以上にきれいで、録画も可能でした。VR(バーチャルリアリティー)ゴーグルをつけてみると、自分が飛んでいるような気分になれました。
このドローンは、H29年度中に限り、町内の団体であれば無料で依頼することができます。子供たちの体験学習や校舎等の撮影などにご利用になられるとよいと思います。ご活用ください。

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外国語活動研修会 大きな改革を前に準備が必要 

6月28日(水)に外国語活動研修会がありました。講師に東部教育事務所の指導主事 團 千加子先生をお招きして、これから大きく変革する「小学校外国語活動」について教えていただきました。
講義の中では、外国語活動教材「Hi, friends」「Hi, friends Plus」の特徴と授業で活用する際の考え方及び留意点等を、活動事例やワークショップを交えながら丁寧に教えていただきました。さらに、外国語活動における学級担任の役割や外国語活動及び英語科に関わる小中連携の在り方、来年度以降の外国語活動の動向などについてもご指導をいただきました。
参加者からの感想では、「中学年→高学年→中学校と上手くつなぐためには、外国語活動の内容等の教員間の情報交換・共有が大切であると分かりました。」「外国語活動の単元づくりは、今後の学習指導に生かせると感じました。また、『Hi, friends Plus』の話から、今までの『素地』→『基礎』を目指さなければいけないことをしっかりと認識していきたいです。」といった意見がありました。

まさに、外国語活動の意識改革、授業改革、小中のつながりの必然性を感じることができた実りある研修会となりました。

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特別支援研修会 「どの子にもあると便利な支援と肯定的な評価を」

6月27日(火)に、県総合教育センター 教育相談部 研究主事 鍛冶 茂郎先生をお招きして「朝日町特別教育研修会を開催いたしました。
鍛冶先生は、障害の特性と合理的配慮の概念を伝えられた後、「UDLは、特定の子に必要な支援ではなく、どの子にもあると便利な支援であるという考え方である」「当たり前のことでもほめてあげられるような肯定的な評価を積極的に行ってほしい」とおっしゃられました。
参加者からは、「鍛冶先生が、話される様子そのものがUDLであったと感じた。初めに、本講義の流れを示してから、項目ごとに具体例を挙げて丁寧に説明してくださった。途中にまめなけあさひを踊る配慮もうれしかった。」「繰り返し学ぶべき内容だと改めて感じた。分かっていたつもりでも疎かになっていた部分、見過ごしていた部分があったように思えた。すぐに実践したい。」等といった意見がありました。
この研修をきっかけに、現場での子供たちへの配慮を再確認できた先生方が多くみられ、実りある研修となりました。

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