朝日町小中学校教育講演会が行われます。
詳細については、チラシをご覧ください。
朝日町児童生徒作品展について実行委員会を行いました。毎年9月に、子供たちの夏休みの自由研究を展示し、児童生徒や保護者、町民の皆さんにご覧いただいております。
協議では、昨年度の反省をもとに、作品展の出品部門、自由研究のしおりなどについて話し合い、改善案を立てました。
児童生徒作品展(26年度の様子)
毎年、この作品展には、理科学習の研究物や郷土や自然・文化などを素材とした作品が多数出品され、子供たちが課題について深く追究した内容や分かりやすくまとめた結果を見ることができます。このことから、子供たちの観察・実験に取組む力や結果をまとめる力が育ってきていると推測します。
今年も夏休みの自由研究を通して、自然や社会の事象の見方や考え方、科学的な思考力を伸ばしてほしいと思います。小学生の皆さんには、自由研究のしおりを配布しますので、参考にして取り組んでほしいと思います。
朝日町は、小・中・高生徒指導連絡協議会を置いています。そして、小・中学校及び高等学校の連携を目指し、関係機関からの支援や指導を生かした研修を通して、発達段階に応じた連続性のある生徒指導の推進を図っています。
小中高生徒指導連絡協議会
第1回目は、講師の先生をお招きし、「生徒指導の意義と役割」について講話をいただきました。生徒指導体制の基本的な考え方や生徒指導主事の役割、児童生徒理解及び生徒指導にかかわる諸問題への初期対応の大切さなどについて、先生が学校で生徒指導に取り組んでこられた体験を通して指導いただきました。
どのお話も大変勉強になりましたが、その中でも生徒指導にかかわる諸問題への初期対応の大切さについてのお話は、生徒指導の重要な部分だと改めて思いました。
教師が一人一人の児童生徒を理解し、一緒に規律のある学校生活をつくることで、児童生徒は安心と意欲をもって学習や生活に取り組むことができると思います。スポーツに例えるなら「フェアプレー精神」を持つことです。
講師の先生からは、この「フェアプレー精神」をクラス、そして学校に、児童生徒と教員が協力し合ってつくり上げていくことの大切さを示唆いただきました。本当にありがとうございました。
第2回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は、8月の夏季研修、朝日町現地学習会の内容について検討しました。
この現地学習会は、朝日町の史跡や施設等の見学や体験を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることを目的としています。調査員の先生から、今年度の現地学習会はチューリップ栽培の農業と城山の宮崎城跡とそれにかかわる歴史について研修してはどうかとご意見をいただきました。
朝日町舟川新
朝日町舟川新では、チューリップ栽培が行われており、春、チューリップが満開を迎える時期には舟川べりの桜、残雪の朝日岳が共演して見事な景観を見ることができます。また、城山の宮崎城跡は、平安時代、木曾義仲とともに時代を生きた、越中の武将、宮崎太郎の城です。
町の特色や歴史を学び知見を広げる研修となるよう、調査員の先生方と連携・協力して、計画と準備を進めていきたいと思います。
第1回研究主任会を行いました。朝日町の学力向上の取り組みは、各小中学校で授業改善等の研究が中心となって進められています。さらに、各校の取組を支援するために、学力向上推進委員会、教務主任会が朝日町児童生徒の全国学力・学習状況調査の分析や家庭学習・自主学習の調査・分析等に取り組んでいます。
研究主任会では、校内研修の充実を図ることを目的として、各校の研修計画や研修の進め方、研究の成果や課題などについての情報交換を通して、自校の研修に生かしていただいています。
今回は、今年度の研修計画について話し合いました。研修主題は、身に付けさせたい資質、育てたい児童生徒像が表現されており、各校の研究ねらいが明確に示されています。また、研究部会の構成や授業研究、互見授業の持ち方など、各校の研修体制の改善や工夫が図られており、大変参考になりました。
今年度、町内の小中学校は、県小教研「保健」研究推進校、学力向上実践研究拠点校などの研究校となっています。各校の研究、学力向上の取組に研究主任会の活動を通して協力していきたいと思います。
第1回小中生徒指導研修会を行いました。本研修会は、中学校1年生の授業参観と小中学校の情報交換を通して生徒の支援に生かすことをねらいとしています。
小中生徒指導研修会
授業参観
はじめに1年生の授業を参観しました。生徒は先生の話を一語一句聞き漏らすまいと集中して授業に取組んでいました。また、体育の授業では体力テストを行っていました。友達に「がんばれ。」と声をかけ、励まし合って取組んでいました。学習規律の定着が図られており、共に高め合う学年運営が進められていると思いました。
参観後に1年生の情報交換を行いました。中学校からは1年生の学校生活の様子を、小学校からは個に応じた支援、配慮等を伝え合い、一人一人の生徒について共通理解を図りました。
朝日町学力向上推進委員会では、昨年度、児童生徒の基本的な生活習慣、学習規律の確立を朝日町小中学校の全職員が小中学校9年間継続して指導することを提言しています。児童生徒理解についても小中が連携して取組み、児童生徒への支援につなげたいと思います。
今年度より、児童生徒の教育的ニーズに基づいた支援の在り方を研修し、教員としての資質の向上を図ることをねらいとして、特別支援教育研修会を始めました。
特別支援教育研修会
講師の先生からは、今の気になる子供の特徴について、いくつかの例を示していただきました。次に、この子供たちのための支援として、行動を強化するための関わり方と望ましくない行動を消去したい場合の関わり方を指導していただきました。
望ましい行動を強化するためには、「○○しない」という目標設定はせず、「○○しましょう」という目標を設定します。そして、望ましい行動は即、評価することが大切です。また、ほめられていることを視覚化すること、例えばまるやシールをあげることなどは効果があります。できたことは愛情をもってほめてあげるも大切です。
さらに、教育におけるユニバーサルデザインについて指導いただきました。目の前にいる困った子供に配慮する。そのことが他の子供の理解を助けることにつながる授業をつくることです。例えは、版書では後ろの席の子供でも読み取れる大きさの文字を書く。説明では一文一動詞の話をするなどです。
支援を要する子供だけでなく、全ての子供が分かる喜び学ぶ意義を実感できるための支援を示唆いただいた研修会になりました。ご指導をいただいた講師の先生には感謝申し上げます。
第1回外国語活動推進委員会を行いました。この委員会では、授業研究を通して、外国語活動の授業の進め方、学級担任とALTの効果的な役割分担などについて研修しています。
今年度の研修は、授業研究を通して指導力を高めたい。さらに、教員の英語力を高める研修が必要である。新たな英語教育に向けて小学校中学年の外国語活動の授業研究に取り組むことも必要だという意見をいただきました。
グローバル化に対応した新たな英語教育の体制に向けて、外国語活動・英語教育についての理解を図り、授業力向上につなげる研修を進めていきたいと思います。
朝日町やまざき紅悠館周辺を会場として、生活科・理科自然観察現地学習会を行いました。やまざき紅悠館は旧山崎小学校跡地です。グラウンドには、春の草花が咲いており、学習カード「はるをさがそう」を利用しながら散策しました。
生活科・理科自然観察指導者現地学習会
やまざき紅悠館周辺
スズメノカタビラの花が咲いていました。講師の先生から「スズメ」という言葉は、小さいという意味だと教えていただきました。普段は草に目がいき、雑草だと思っていましたが、小さな花をじっくり見ると植物の美しさと生命力を感じました。また、タラヨウの葉を使ったはがきやクズの葉鉄砲、ほうの木の風車など、自然を生かした遊びについても教えていただきました。
この研修を通して、生活科・理科の学習で児童生徒が自然に親しみ、自然に接する意欲や心情を高めるための支援を学ぶことができたことと思います。そして、朝日町の自然を生かした学習活動や体験を通して、児童生徒の郷土への愛着を深めることにつなげたいと思います。