6月27日 先行実施された外国語活動の在り方を探る

 6月27日(水)に第1回朝日町外国語活動研修会が開かれました。
この研修会には、昨年度から継続的にご指導いただいている東部教育事務所 指導課 指導主事 團 千加子先生をお招きし、小学校の先生方だけでなく、中学校の担当教諭、ALT、JTEも参加して行われました。
研修内容は、「『We Can 』を活用した指導の在り方をワークショップ形式で学ぶ」をテーマに、①前年度までの研修の振り返りと教科化に向けての準備段階における留意点、②小グループによる「We Can 1 Unit5」の単元構想づくりの2点でした。

①の研修では、團先生のプレゼンテーションを見ながら、外国語活動から中学英語までに大切にしたい指導の重点について丁寧な説明を伺いました。移行期間中の段階的な指導内容の追加や、新教材「We Can」の活用法等についても教えていただきました。

②の研修では、秋に公開授業を行う単元「We Can 1 Unit5」の構想づくりを実際にチャレンジしました。県から示されている単元指導計画例を基にどうアレンジすれば、子供たちが英語と慣れ親しみ、生き生きと活動できるかという目的をもって考えました。グループごとの話合いの中からは、子供たちの実態を踏まえた様々なアイディアがあふれ出てきて、実践に活用するためのヒントがたくさんありました。

コミュニケーション力を付けるためには、「読むこと・書くこと」の前に、「楽しむ・慣れ親しむ・気付く」こと、そして「伝えたいという願い・目的をもつ」ということが大切だということを改めて学びました。