7月5日 全国学テの特徴的な問題を分析する

 7月5日(木)に第1回学力向上推進委員会が開かれました。今年度は、全国学力学習状況調査において、理科も対象教科となっていたため理科部会の委員の方も参加していただいての会となりました。
 委員会では、「あさひスタンダード(統一した学習規律)の定着」「授業改善の意識化を図るアンケートの実施」「全国学テの分析を基にした具体的な授業改善例の提示(リーフレットの作成)」を3つの活動の軸として取り組んでいくことに決まりました。
 後半には、全国学力学習状況調査「特徴的な問題」を基に、本町の児童生徒の実態を踏まえて「必要とされる力とその手立て」について各教科ごとに話し合いました。どの教科部会も、教科の専門性や小中の系統性を考慮しながら、今の児童生徒に身に付けてほしい力と教師ができる工夫・手立ての案等を具体的に挙げていただきました。短時間で、中身の濃い話合いとなりました。
 結びに、梅澤委員長は「この委員会を通して委員の先生方自身が資質を向上していただき、それを各校で広め、児童生徒に還元してもらうことが、真の目的であること」を確認されました。

 7月末に、今年度の全国学テの結果が出ます。しかし、真の目的はその点数ではなく、その結果を一つの参考に、授業改善を図り、よりよい学習活動を児童生徒に提供すること。そして、学校教育活動を通して、一人一人に「未来を切り開く力・生きる力」といった資質・能力を身に付けてもらうことであることを忘れてはならないと思います。