7月3日 朝日中学校の素晴らしい伝統と挑戦 支援型訪問研修

 
 7月3日火曜日に、 朝日中学校の支援型訪問研修がありました。
朝、中学校に向かうと、灼熱の太陽に照らされた白く美しい校舎と玄関前にある色とりどりの草花が私たちを温かく迎えてくれました。
 校舎の中に、一歩踏み入れると、生徒と教師が一緒に磨き上げたピカピカの床や、生徒たちのはきはきとしたさわやかな挨拶に感心しました。
 今年度、朝日中学校の研究主題は、「主体的に学び、自らの考えを生き生きと表現する生徒の育成」です。
 公開授業では、その教育実践の経過を参観させていただきました。2年生では、「細胞壁の役割」をグループで探る理科、問題解決学習に果敢に挑戦する社会科、ビブリオトークバトルで表現力を伸ばす国語科、関数の系統性を大切に指導している数学科、そしてVTRやカード教材等を巧みに活用し、英語を遣って対話する力を高めようと工夫された英語科の授業を観ました。どの授業も、生徒が生き生きと自分の考えを表現できる環境を保障されていました。
 表現力を高めるには・・・。
 「自分の考えや意見を伝えたい。聞いてくれてうれしい。伝え合ってよかった。」という気持ちが湧きあがるような日々の授業実践を積み重ねていくことが大切です。
 今日の訪問研修を通して、生徒の表現を高めてあげたいという願いを、教師全員がもち、同じベクトルで研究に取り組んでおられる様子を拝見し、「教師集団としての熱意とまとまりの大切さ」を改めて学ばせていただきました。ありがとうございました。