がんばる先生たちの研修の様子」カテゴリーアーカイブ

生活科理科自然観察現地学習会

生活科理科自然観察現地学習会を行いました。場所は、朝日町笹川地区のほたる交流館周辺です。笹川地区での自然観察は初めての試みです。

今回は、「日なた・日かげの植物の観察」「池や川の生き物の観察」「草花遊び」という視点から研修しました。

まず、講師の先生から2つのウバユリを見せてもらいました。一つは日向のもの、もう一つは日陰のものです。葉の大きさや色、茎の太さ等の違いが手に取るように分かりました。また、葉に視点を向けてみると、日向のものは緑色の濃淡が薄く、明るい色であり、日陰では濃く、暗い色になっています。植物が持っている光合成のための工夫について学ぶことができました。

次に、「カラムシ」「アカソ」「ヨモギ」などは繊維が取れる草花であることやワラビの飛行機、ホウノキの風車などの草花遊びなどを指導していただきました。

生活科理科自然観察現地学習会

生活科理科自然観察現地学習会

笹川地区のふるさと遊歩道には、野生のユリが咲くそうです。その花を参加者に観察してもらいたいと、講師の先生はこの日まで現地踏査を重ねておられました。残念ながら、花が咲く時期には少し早かったとのことでした。

終わりに、春の若葉、川のせせらぎ、小鳥の鳴き声など、子供たちには自然の美しさ尊さを体験させてほしい。よい学習機会に恵まれることが学ぶことにつながり、意欲的な学習、豊かな心を育むと指導いただきました。

子供たちへの指導の在り方を通じて、教師としての学びが重要であることを示唆いただいたと思います。講師の先生には感謝申し上げます。

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生活科・理科自然観察現地学習会 秋編

生活科の自然を生かした遊びや自然観察の指導のポイントについて、理科の自然観察の視点や方法について学ぶ、生活科・理科自然観察現地学習会をやまざき紅悠館周辺の自然散策コースで行いました。

生活科理科自然観察現地学習会(秋編)

生活科理科自然観察現地学習会(秋編)

 

 

 

 

 

 

講師の先生には、カタバミやセンリョウなどの観察を通して、見る、匂いをかぐ、味わってみる、耳を澄ませる、手で触るなど五感を働かせて自然に親しむことが大切であること、秋の草木の特徴や春と秋の草木の様子の違いを理解するなど、教師自身が自然についての感覚を磨いておくことなどを示唆いただきました。

さらに、ノイバラやススキ、トチノキ、クズのつるなど、秋の草木を生かした遊びやリースの工作等も指導していただきました。

これらのことを生かして、子供たちが自然の事物・現象について実感を伴って理解し、自然への愛着を深めることができる授業づくりを考えていきたいと思います。

また、講師の先生には、この研修会のために、コナラやクヌギ、ガマズミ、クサギなど、たくさんの秋の草木や実を準備していただいております。参加者は、自然散策で指導していただいたことと併せて、秋の草木について理解を深めることができました。深く感謝申し上げます。

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現地学習会(郷土を学ぶ研修会)

町の史跡や施設などの見学を通して、地域の歴史・文化への理解を深めることをねらいとして、朝日町現地学習会を行いました。

まず、「ものがたり宮崎太郎」について研修しました。講師の先生から、木曾義仲と宮崎太郎の関わりについて、歴史考証をもとにして、ご指導いただきました。また、宮崎城跡、北陸の宮墳墓、宮崎太郎墳墓の見学では、宮崎城が北陸道の要害の地であったことや北陸の宮が宮崎に居住された経緯をご指導いただきました。

朝日町は、宮崎太郎や木曾義仲が活躍した時代の山城や史跡があります。これらの歴史的遺産を通して、朝日町の歴史を児童生徒に伝えたいと思いました。

あさひ城山公園

あさひ城山公園

田んぼアート

田んぼアート

 

 

 

 

 

次に、朝日町の農業の取組のひとつである「チューリップ栽培」、「田んぼアート」について研修しました。講師の先生から、チューリップづくりの作業工程や工夫について、春の四重奏、田んぼアート等の制作の経緯等について、ご指導いただきました。

春の四重奏とは、チューリップと菜の花、桜、朝日岳の残雪が一望できる景観です。春先のこの景観は多くの人に親しまれています。チューリップの早生品種を導入して、桜の開花前には必ず咲いているようにしておられるというお話を伺いました。

「田んぼアート」は秋に向けて稲穂が育っていました。古代米や早生品種、晩生品種を使うことでデザインしているとのことでした。その景観は高台からでも十分楽しめましたが、上空からの景観はさぞかし見事だと思いました。

講師の先生からは、歴史、農業を通じて、町を想い、地域に貢献することが重要であることを示唆いただきました。講師の先生には感謝申し上げます。

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授業力アップ研修会 理科実験

授業力アップ研修会「理科実験講座」を行いました。この研修は、講師に県総合教育センター科学情報部の先生を講師にお招きし、理科実験の基本的知識・技能を習得し指導力の向上を図ることをねらいとしています。

講師の先生からは、「月の満ち欠け」では、理解に役立つ模型製作について、「水のすがたと温度」では、実験を正確に行うための支援について、指導していただきました。

授業力アップ研修会 理科実験

授業力アップ研修会 理科実験

 

 

 

 

 

 

参加した教員からは、「子供たちが苦手な月の満ち欠けの学習を楽しく教えられそうな感じになりました。身近なもので簡単に作り、考えることができるのでよいと思います。」

「水の沸点を100℃にするときの実験方法とその留意点は大変参考になりました。気圧が低いところでは100℃以下でも沸騰することは知っていましたが、その実験が、理科室でできることに驚きました。丁寧な準備があれば、今日のようによく分かる実験ができるのだと、教材研究、準備の大切さを改めて感じました。」などの感想をいただきました。この研修の成果を各校に持ち帰り、今後の実践に生かしてほしいと思います。

理科の授業力アップにつながる、実りのある研修会となりました。ご指導いただきました講師の先生方には、感謝申し上げます。

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学校教育運営研修会②

第2回学校教育運営研修会は、「人間力を高める」という演題でご講演をいただきました。

講師の先生からは、ゴールイメージを明確にして児童生徒の指導に当たること、自立的に活動する力を育てること、個を高め集団を育てることを指導していただきました。

学校教育運営研修会②

学校教育運営研修会②

 

 

 

 

 

これは、児童生徒との信頼関係のもと、共に課題を考え、課題達成に取り組み、その成果をほめ、認めます。まさに、開発的な生徒指導を通して児童生徒を育てておられる実践を示していただきました。

児童生徒の人間力を高めるための考え方や指導法について多くのことを学ぶとともに、指導者として教育的愛情を持って児童生徒に支援しておられる先生の姿に大きな感銘を受けた研修会となりました。本当に、感謝申し上げます。

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生徒指導に関する講演会

日 時 8月19日(水)

講 師 文教大学 教授 松田 素行 先生

演 題 「生徒指導が追い求めるもの  ~いじめ問題への対応を中心として~ 」

講師に、文教大学教授 松田素行 先生をお招きし、「生徒指導に関する講演会」を開催しました。

生徒指導に関する講演会

生徒指導に関する講演会

 

 

 

 

 

まず、いじめの問題性について指導していただきました。いじめの最大の問題は、いじめによって孤立感をもってしまうとともに、意欲を失います。このとき、教師は児童生徒を孤立感から解放してあげるための支援をすることが大切です。

次に、学校の危機管理と生徒指導体制について指導していただきました。危機の予知・予測に努めること、危機回避のための対策を確立しておくこと、危機への対処、何を守るかを明確にしておくこと、これらのことを備えておくことが大切です。

さらに、開発的な生徒指導の重要性を指導していただきました。児童生徒を認める、ほめる。出番をつくり、役割を成功させるためにかかわり、成果を分かち合うことを示されました。児童生徒の自尊感情を高める支援を進めることが大切だと思いました。

いじめ問題の対応、開発的な生徒指導のポイントを示唆いただいた講演会でした。講師の先生には感謝申し上げます。

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指導力に関する講演会

日 時 8月11日(火)

講 師 植草学園大学 名誉教授 野口 芳宏 先生

演 題 「学力を形成する授業の技術」

講師に、植草学園大学名誉教授 野口芳宏 先生をお招きし、「指導力向上に関する講演会」を開催しました。

授業力向上に関する講演会

授業力向上に関する講演会

 

 

 

 

 

まず、先生から参加者に「授業の主役は誰か」と問われました。結論は、授業の主役は教師です。児童生徒は授業の主賓であり、教師は、主賓である児童生徒に学力を付けることが務めです。

そのために、私たち教員は授業力をつけることが必要です。講師の先生からは、次のことを指導していただきました。

クラスの児童生徒は全員当事者、傍観者をつくらないことが大切です。児童生徒にノートに書かせる。手を挙げさせない。書くことで考える活動をつくる。書いたことを基に話し合い、全員が授業に参加するという方法でした。参考になりました。

さらに、声の大きさや速さ、言葉遣いなど発言の仕方も丁寧に指導することで、説得力のある発言を身に付けることを指導していただきました。これは、指導のポイントであり、言語活動を充実させるために効果的だと思いました。

まちがいは直します。そのとき、まちがいに気付くことができてよかったという雰囲気を教師は学級につくっておくことがポイントになります。できることより変わること、学ぶことが大事だということを学級に広めることだと思いました。

授業力を高めるためのポイントを示唆いただきました。講師の先生に教えてもらった児童生徒は、「国語の授業はおもしろい。」と思ったと推測します。講師の先生には感謝申し上げます。

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道徳に関する研修会

日 時 8月10日(月)

講 師 日本道徳教育学会 名誉会長 横山 利弘 先生

演 題 「道徳の教科化に対応するために」

魚津地区センター協議会が主催する道徳に関する講演会を開催しました。講師には、日本道徳教育学会 名誉会長 横山利弘先生をお招きしました。

道徳に関する講演会

道徳に関する講演会

 

 

 

 

 

今回の講演で、先生からは、特別の教科 道徳に対応をするためのポイントとして、教材を使いこなす授業力、客観性をもたせるための評価の取り組みについて指導していただきました。

実際に授業を想定しながら、児童生徒が考えを引き出すための発問について、多様な考えを引き出すための授業展開について、児童生徒の考えを認め、ほめることの重要性などを示していただきました。

これらのことを生かして、児童生徒の道徳的価値の自覚、道徳的実践力の育成につなげていくことが必要です。

道徳の教科化に向けて、教員の授業力アップはこれまでと同じく大切です。併せて、学校としての客観的評価の取り組みも考えていかなければならないと思います。

特別の教科 道徳についての考え方、取り組み方が見えてきたように思います。講師の先生には感謝申し上げます。

 

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学校教育運営研修会①

第1回学校教育運営研修会を行いました。この研修会は、学校運営や学級経営、今日的な教育問題、社会問題について理解を深め、教員としての資質向上を図ることをねらいとしています。

ご講演で先生からは、「歴史に学ぶ」、「先人・先輩に学ぶ」という視点を通して、教育の現場で生かせる考え方や子供を育てるための熱意などを示唆いただきました。

学校教育運営研修会①

学校教育運営研修会①

 

 

 

 

 

安田善次郎氏の「善事は小なりとも必ず行い、悪事は小なりとも必ず禁ずる。」は、まさしく教育の基本です。坪内寿夫氏の顧客、従業員に対して持たれた、奉仕の精神と人間愛は、教員の資質能力として必要な児童生徒に対する教育的愛情につながります。

参加した教員は、郷土の先人・先輩から多くのことを学ぶとともに、その偉業に大きな感銘を受け、私たちの故郷、富山県を誇りに感じることができた実りのある研修会となりました。本当に、感謝申し上げます。

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学力向上プログラム研修会

講師の先生を招いて、「朝日町とやま型学力向上プログラム研修会」を開催しました。演題は、「日常授業の改善とICTの活用」です。

朝日町学力向プログラム研修会

朝日町学力向プログラム研修会

 

 

 

 

 

 

はじめに、日常の授業の大切さについて指導していただきました。素晴らしいが毎日はできない授業と少しよいくらいだが毎日できる授業とでは、後者が効果的です。日常の授業を通して、児童生徒の学習規律、学習習慣を育てるとともに、教師の授業力アップに努めることが大切です。

そして、授業を支援するツールのひとつがICTです。拡大提示やフラッシュ型教材は児童生徒の学ぶ意欲や理解に役立つツールです。ICTを授業のどこで使うか、そうすることでどのような効果があるか、このことを十分に考えて授業に生かしていくことが大切だと思いました。

次に、アクティブ・ラーニングの考え方や取り入れ方について指導していただきました。孤立した知識が、言語活動、思考活動、体験活動を通して、つながりのある知識、ネットワーク化された知識、深くネットワーク化された知識となるように支援します。それが、思考力・判断力の育成につながります。

ICTの効果的な活用、アクティブ・ラーニングの考え方など、授業改善についての視点を示唆をいただいた研修会となりました。講師の先生には感謝申し上げます。

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