講師の先生を招いて、「朝日町とやま型学力向上プログラム研修会」を開催しました。演題は、「日常授業の改善とICTの活用」です。
はじめに、日常の授業の大切さについて指導していただきました。素晴らしいが毎日はできない授業と少しよいくらいだが毎日できる授業とでは、後者が効果的です。日常の授業を通して、児童生徒の学習規律、学習習慣を育てるとともに、教師の授業力アップに努めることが大切です。
そして、授業を支援するツールのひとつがICTです。拡大提示やフラッシュ型教材は児童生徒の学ぶ意欲や理解に役立つツールです。ICTを授業のどこで使うか、そうすることでどのような効果があるか、このことを十分に考えて授業に生かしていくことが大切だと思いました。
次に、アクティブ・ラーニングの考え方や取り入れ方について指導していただきました。孤立した知識が、言語活動、思考活動、体験活動を通して、つながりのある知識、ネットワーク化された知識、深くネットワーク化された知識となるように支援します。それが、思考力・判断力の育成につながります。
ICTの効果的な活用、アクティブ・ラーニングの考え方など、授業改善についての視点を示唆をいただいた研修会となりました。講師の先生には感謝申し上げます。