生活科理科自然観察現地学習会

生活科理科自然観察現地学習会を行いました。場所は、朝日町笹川地区のほたる交流館周辺です。笹川地区での自然観察は初めての試みです。

今回は、「日なた・日かげの植物の観察」「池や川の生き物の観察」「草花遊び」という視点から研修しました。

まず、講師の先生から2つのウバユリを見せてもらいました。一つは日向のもの、もう一つは日陰のものです。葉の大きさや色、茎の太さ等の違いが手に取るように分かりました。また、葉に視点を向けてみると、日向のものは緑色の濃淡が薄く、明るい色であり、日陰では濃く、暗い色になっています。植物が持っている光合成のための工夫について学ぶことができました。

次に、「カラムシ」「アカソ」「ヨモギ」などは繊維が取れる草花であることやワラビの飛行機、ホウノキの風車などの草花遊びなどを指導していただきました。

生活科理科自然観察現地学習会

生活科理科自然観察現地学習会

笹川地区のふるさと遊歩道には、野生のユリが咲くそうです。その花を参加者に観察してもらいたいと、講師の先生はこの日まで現地踏査を重ねておられました。残念ながら、花が咲く時期には少し早かったとのことでした。

終わりに、春の若葉、川のせせらぎ、小鳥の鳴き声など、子供たちには自然の美しさ尊さを体験させてほしい。よい学習機会に恵まれることが学ぶことにつながり、意欲的な学習、豊かな心を育むと指導いただきました。

子供たちへの指導の在り方を通じて、教師としての学びが重要であることを示唆いただいたと思います。講師の先生には感謝申し上げます。