投稿者「朝日町教育センター」のアーカイブ

学校教育運営研修会①

第1回学校教育運営研修会を行いました。この研修会は、学校運営や学級経営、今日的な教育問題、社会問題について理解を深め、教員としての資質向上を図ることをねらいとしています。

ご講演で先生からは、「歴史に学ぶ」、「先人・先輩に学ぶ」という視点を通して、教育の現場で生かせる考え方や子供を育てるための熱意などを示唆いただきました。

学校教育運営研修会①

学校教育運営研修会①

 

 

 

 

 

安田善次郎氏の「善事は小なりとも必ず行い、悪事は小なりとも必ず禁ずる。」は、まさしく教育の基本です。坪内寿夫氏の顧客、従業員に対して持たれた、奉仕の精神と人間愛は、教員の資質能力として必要な児童生徒に対する教育的愛情につながります。

参加した教員は、郷土の先人・先輩から多くのことを学ぶとともに、その偉業に大きな感銘を受け、私たちの故郷、富山県を誇りに感じることができた実りのある研修会となりました。本当に、感謝申し上げます。

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情報教育研修会

デジタル教科書を活用した模擬授業、ぱっと転送とkeynoteを授業で生かすタブレットの活用、ICTの活用を考える講義(内地留学を通して学んだこと)を研修する朝日町情報教育研修会を開催しました。

情報教育研修会

情報教育研修会

 

 

 

 

 

デジタル教科書を活用した模擬授業では、国語科では本文の読み上げ、挿絵の活用、漢字の筆順などの効果的な活用方法が示されました。算数科では筆算の手順の理解、分度器、コンパスの使い方の説明、学習したことを確かめるための「めくり紙」の活用などを示しました。

ぱっと転送とkeynoteを授業で生かすタブレットの活用の研修では、班活動のワークシート代わりにタブレットを活用する学習方法を示しました。

また、ICTの活用を考える講義では、内地留学に行ってこられた先生から、ICTを活用した各校の授業実践の取組や協働学習の進め方とポイントなどを教えていただきました。

拡大提示やフラッシュ型教材など、ICTを活用した学習は、児童生徒の学ぶ意欲、理解に役立つことは、多くの先生方が理解しておられます。

このことに重ねて、今回の研修ではデジタル教科書の機能を効果的に使えば児童生徒の理解につながることやタブレットを協働学習で活用するための取り入れ方と考え方をお伝えできたと思います。

先生方の授業を支援するツールのひとつとして、ICTの活用が広がることを期待します。

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学力向上プログラム研修会

講師の先生を招いて、「朝日町とやま型学力向上プログラム研修会」を開催しました。演題は、「日常授業の改善とICTの活用」です。

朝日町学力向プログラム研修会

朝日町学力向プログラム研修会

 

 

 

 

 

 

はじめに、日常の授業の大切さについて指導していただきました。素晴らしいが毎日はできない授業と少しよいくらいだが毎日できる授業とでは、後者が効果的です。日常の授業を通して、児童生徒の学習規律、学習習慣を育てるとともに、教師の授業力アップに努めることが大切です。

そして、授業を支援するツールのひとつがICTです。拡大提示やフラッシュ型教材は児童生徒の学ぶ意欲や理解に役立つツールです。ICTを授業のどこで使うか、そうすることでどのような効果があるか、このことを十分に考えて授業に生かしていくことが大切だと思いました。

次に、アクティブ・ラーニングの考え方や取り入れ方について指導していただきました。孤立した知識が、言語活動、思考活動、体験活動を通して、つながりのある知識、ネットワーク化された知識、深くネットワーク化された知識となるように支援します。それが、思考力・判断力の育成につながります。

ICTの効果的な活用、アクティブ・ラーニングの考え方など、授業改善についての視点を示唆をいただいた研修会となりました。講師の先生には感謝申し上げます。

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理科教育講座 自然観察

理科教育講座(自然観察)中級コースに参加しました。県総合教育センター科学情報部の先生方を講師として、魚津市で行われました。

研修では、地学、生物について指導していただきました。

地層観察では、地層の剥ぎ取り標本を作りました。魚津市室田地区には、横縞模様がはっきりと見える地層があり、堆積によってできた土地のつくりを容易に理解することができます。この地層を剥ぎ取り標本模型にすることで、地層の学習に生かすことができます。朝日町の小学校には境川で採集したアンモナイトの化石標本があります。実物を見ることで、子供たちは自然の力に大きな魅力を感じていました。今回作成した剥ぎ取り標本も子供たちの学習に生きる教材になると思います。

動植物観察では、キク科のハルジオンやヒメジョオン、マメ科のカラスノエンドウなどを観察しました。さらに、谷戸の休耕田でハッチョウトンボを見ることができました。体長2㎝の小さなトンボです。気を付けないと見落してしまいます。体の赤色が鮮やかでした。

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

 

 

 

 

 

早月川河口付近で水生小動物の観察を行いました。カゲロウ、カワゲラ等の採取し、えらの位置を観察しました。これらは比較的きれいな川に住む昆虫です。富山県はどの市町村も清流と暮しとが密接しています。このことを子供たちには、自然観察を通して見つけてほしいと思いました。

魚津の自然観察を通して、理科指導のポイントや自然の魅力を学んだ実り多い研修会になりました。指導いただいた講師の先生方には感謝申し上げます。

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夏休み 自由研究のしおり

夏休みの自由研究のしおりを町内小学校に配布しました。研究テーマ例や研究のまとめ方が載っています。

ご活用ください。

27夏休み自由研究 

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外国語活動研修会①

外国語活動研修会を行いました。今回は、Hi, friendsの効果的な活用について研修しました。

外国語活動研修会

外国語活動研修会

 

 

 

 

 

講師の先生からは、まず、グローバル化に対応した新たな英語教育について、次に外国語活動の指導にあたる際の考え方などについて指導していただきました。

外国語活動では、英語を十分に聞いたり、話したりすることで、英語の音声やリズムに慣れ親しませることが大切です。そのためのActivityを具体的に指導していただきました。Count  20 Gameは、ゲームを通して楽しみながら数字を表現できました。Lucky 7 Gameは、りんごを数えて表現するので、自然と複数形(apples)を使っていました。

このとき、子供の発話がtwo appleと単数形になっていたとしたら、指導者はYou have two apples.とサッと返し、子供の気付きを大切にすることを教えていただきました。子供に対して否定する言葉は使わない。このことはとても重要だと思います。

2020年度からの新たな英語教育に向けて、先生方の関心も高いようです。英語教育にかかわる研修の機会を重ねて設けていきたいと思います。

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学力向上推進委員会①

町内の小中学校では、学力向上を図るため、授業研究や講師を招聘しての研修などが行われています。また、研究主任会や教務主任会、学力向上推進委員会では、授業改善や家庭学習調査、学習規律の確立などの面から各校の取組のサポートを図っています。

第1回学力向上推進委員会

第1回学力向上推進委員会

 

 

 

 

 

今年度の第1回目の学力向上推進委員会を行いました。ここでは、平成27年度全国学力・学習状況調査解説資料及び県教育委員会の特徴的な問題~校内研修及び授業に生かすために~をもとに、授業に生かすための学習指導のポイントを探りました。

国語科、算数・数学科、理科の各部会に分かれ検討していただきました。国語科部会からは、文章全体を捉えないと答えられない問題もある。自分の言葉でまとめる力が必要だという意見をいただきました。算数・数学科部会からは、課題解決をするために、数や式、図、表、グラフを用いて説明する力が弱い。国語科と関連して説明する力をつけることが必要だと思う。理科部会からは、小学校では基礎的な知識・技能を身に付けること、中学校は課題をもち、科学的に考え、解決することが求められているという意見をいただきました。

先生方の授業づくり、授業改善に役立つ方策を追究し、学力向上の取組をサポートしていきたいと思います。

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郷土教育教材開発研究調査員会③

第3回郷土教育教材開発研究調査員会を行いました。今回は8月に行う「朝日町現地学習会」の内容を決めました。研修Ⅰは、越中武士団宮崎太郎長康・宮崎党「その時代と歴史」についての講義とあさひ城山公園内の宮崎城跡本丸、北陸の宮墳墓、宮崎太郎墳墓の研修です。研修Ⅱはチュリストやまざきさんのチューリップ栽培と田んぼアートについての研修です。

城山(宮崎城跡)

城山(宮崎城跡)

 

 

 

 

 

宮崎太郎については、この5月に「木曾義仲・巴ら勇士を讃える会全国連携『富山大会』inあさひ」で宮崎太郎の武勇についての講演があり、多くの方が聴講されました。今回の学習会も、講師の先生から講話をいただきます。郷土の武将、宮崎太郎への理解を深める研修にしたいと思います。

春、舟川べりでは、満開を迎えるチューリップ、菜の花、桜並木、残雪の朝日岳・北アルプス、この四重奏の景観を見ることができます。大自然のオーケストラを奏でておられるのが、チュリストやまざきさんです。研修では、チューリップ栽培に取り組んでおられる創意と熱意を学びたいと思っています。

普段はなかなかお話を聞くことができないお二人の講師の先生による研修会です。楽しみです。

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「アクティブ・ラーニングとは何か?」

町内の先生方をはじめ、魚津市、黒部市、入善町の先生方にも出席をいただき、朝日町小中学校教育講演会を行いました。演題は「アクティブ・ラーニングとは何か?」です。

アクティブ・ラーニングについては、「小学校英語」の教科化、「特別の教科 道徳」と同じく先生方の関心も高く、次の学習指導要領で注目されている学習・指導方法です。

朝日町小中学校教育講演会

朝日町小中学校教育講演会

 

 

 

 

 

講演では、アクティブ・ラーニングの導入によって児童生徒にはどのような学習効果があるのか、また、教師はどのような指導が求められるのか、さらに『学び合い』の実践をもとに、一人一人の児童生徒の学ぶ力を育てるために、教師はどのように指導することが重要かなどを示唆いただきました。

参加者からは、「アクティブ・ラーニングの意義や『学び合い』について深く知ることができました。授業を高め、部活を高め、集団を高めるという言葉が印象的でした。」、「将来的に学校に求められるものがどのようなものか、よく分かりました。自分の考え、思いを話し合える子供を育てることが大切だと思いました。」などの感想をいただきました。

学力面と人間関係づくりが両立した授業の実践、このことを目標に授業改善・学級運営に取り組むことが求められているのでは、と思いました。

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朝日町小中学校教育講演会

朝日町小中学校教育講演会が行われます。

詳細については、チラシをご覧ください。

朝日町小中学校教育講演会のチラシ

 

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