5月24日(水)に朝日町小学校体育大会が開かれました。これは、町内2校の小学校5・6年生が、陸上競技を通して「目標に向けて努力し続ける心を育てること」「同じ町内の仲間との交流を深めること」を目的として毎年開催されています。
種目は、100m走、50mH、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、長距離走、リレーの7種目が行われました。子供たちの元気な挨拶や応援、自己記録に向かって全力を尽くす姿に、観客から温かい拍手や声援がグラウンド中にこだましていました。
5月24日(水)に朝日町小学校体育大会が開かれました。これは、町内2校の小学校5・6年生が、陸上競技を通して「目標に向けて努力し続ける心を育てること」「同じ町内の仲間との交流を深めること」を目的として毎年開催されています。
種目は、100m走、50mH、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、長距離走、リレーの7種目が行われました。子供たちの元気な挨拶や応援、自己記録に向かって全力を尽くす姿に、観客から温かい拍手や声援がグラウンド中にこだましていました。
5月19日(金)に、さみさと小学校で道徳の授業が公開されました。子供たちは、資料を基にお互い活発に意見を交わしながら、「きまり・マナーを守ることの大切さ」の価値をしっかりと学んでいました。
この研究の取組で、特に参考にしたい点が2点ありました。
1点目は、4年生の2クラスで、同じ資料を違う展開で実施したものを比較対照し、省察されているところでした。この比較を行うことで、発問の有効性や、子供の価値に対する考えの深まりなどを検証しやすいことを感じました。
2点目は、ICTの有効な活用です。導入と終末時に、スクリーンに映し出された写真に子供たちは釘付けでした。「今日は、どんなことを考えていくのか楽しみだ。」「資料に似た出来事でも同じことが言えるんだなあ。」と、子供たちが目を輝かせていました。道徳におけるICTの効果的な活用術を学ばせていただきました。
今年度の朝日町センターとして初めての研修「生活科・理科自然観察現地学習会」がありました。講師として勝田 栄造先生をお招きし、鹿嶋神社から城山まで国の天然記念物である鹿嶋樹叢の植物を観察 しながら散策しました。236.6ヘクタールの範囲にわたり広がる、スダジイ、アカガシ、タブノキ、ツバキ、イイギリ等の温暖帯の巨樹に心を奪われました。城山の頂上から見た水平線と宮崎海岸の美しさに感動しまし
た。「自然は、かけがえのないものであること」「地球は丸いこと」を参加者全員で再確認しました。
勝田氏は、最後に「自然観察は、子供の探究心を育てるのに最高の学習方法。動植物の名前を知らなくてもよい。発見したことを褒めて、調べるよう勧める教師であることが大事。ぜひ自然観察学習を残していってほしい。」と参加者に力強くおっしゃった。 (さらに…)
朝日町教育センターだより3月号を発行しました。
SSTボードゲーム
DVD悩まずアタック!
巻頭言、これからの皆さんに贈る言葉、海外視察、内地留学の報告、今年度の研究等を掲載しております。ご覧ください。
また、「考え、議論する道徳」の授業実践のアイディアを示した教育図書や児童の人間関係づくりに活用できる「SSTボードゲーム・なかよしチャレンジ」、小中高校生対象の人権教育DVD「悩まずアタック!」などの新刊図書及び学習教材も掲載しております。ご利用ください。
平成28年度 教育の情報化推進フォーラムに参加しました。「教育の情報化と地方創生」の分科会では、興味を引くプレゼンを聴講することができました。
教育の情報化推進フォーラム
A町では、「引っ越してくる人を増やす」、「若者が町を出ていかない」を地方創生のテーマに掲げ、地域の大学、企業と町が連携して小学校でロボットプログラミング授業を行い、町ぐるみでプログラミング教育を推進しています。
「プログラミング授業が学べる町」をキーワードにした移住・定住の促進及び、子供の頃からプログラミングに触れる機会をもつことで、将来は町に住みながら都心部の会社の仕事をしたり、ICTを使って町で起業する人材を育てたりすることなどに努めているとのことでした。
「寺子屋が小学校になったように、子供たちにはICT活用の時代が来ている。」とコーディネーターが示されました。次期小学校学習指導要領(案)総則には、「児童がプログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」の実施が示されています。思いや考えを基に創造する力を育む役割をプログラミング教育が担っているようです。
第2回朝日町教育センター運営委員会を行いました。開会のあいさつでは、先生方の授業力の高まりが、子供たちの学びに反映し、成長につながる。研修を通じて、質の高い指導力を付けてほしいと示していただきました。
第2回朝日町教育センター運営委員会
次に、今年度の事業報告を行いました。この中で、今年度試みた研修の効果測定については、研修で得た成果を授業で実践する。それを検証し、改善策を立てるという研究授業を2つ見ることができました。この形がスタンダードとなり、広がることを期待します。
次年度の事業計画では、研修は悉皆を減らし、希望参加を基本としました。先生方の自主的な研修への参加を期待するとともに、この方策が実ることを願います。
朝日町郷土教育研究調査員会と情報教育研究調査員会による、第2回合同調査員会を行いました。開会のあいさつでは、調査員の仕事に前向きに取組むことは教員の資質を高めることにつながり、得るものも大きいと思う。このことを基に、授業で子供たちを育ててほしいと示していただきました。
合同調査員会
協議では、今年度の調査研究報告の後、「授業に生きる郷土教材及びICT(タブレット)の活用の在り方」について協議しました。
「ごみのしょりと利用の学習で、社会科資料『わたしたちの朝日町』を効果的に活用することができた。写真や資料等をデジタル化し、ライブラリーにすれば、授業での活用の幅が広がると思う。」「まちたんけんの学習では、タブレットのアプリを活用したことで、子供たちは集めた情報を協働で整理し、まとめ、発表することができた。」などの成果や課題を示していただきました。
また、郷土教材を用いた授業では教師の教材観が重要であることやタブレット活用が日常化すると思われるこれからの時代の子供たちには、メディア・リテラシーの育成が必要であることなどを示唆いただきました。
協議を通じて、次年度の研修テーマ(案)「郷土教材から地域を学ぶ」、「児童生徒によるICT活用」が見えてきました。
朝日町学力向上推進委員会では、平成28年度全国学力・学習状況調査の教科及び質問紙調査の結果から、朝日町の小学校6年生と中学校3年生の学習の成果や課題、学習意欲、学習環境等の実態について話し合いました。
リーフレット Rising sun
そこから見えてきた授業づくり・学級づくりの取組やポイント等を学力向上策としてまとめました。
キーワードは、「温かい学級、支持的風土が整った良好な学級経営」です。今後の取組への参考にしていただければと思います。
平成28年も残りわずかとなりました。今年も教育関係機関の皆様には、大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
さて、平成30年度から小学校で、平成31年度から中学校で、「特別の教科 道徳」が全面実施となり、考え、議論する道徳授業の実践が求められます。朝日町教育センターでは、道徳に関する教育図書を準備しました。キーワードは、「思考課題の設定」です。
ご利用ください。
考え、議論する道徳授業:中学校
考え、議論する道徳授業:小学校
朝日町小学校5・6年生、中学校1~3年生及び教員を対象に、情報モラル授業・研修会を行いました。講師には、安心ネットづくり促進協議会の方をお招きしました。
講師の先生からは、具体的な事例を通して、ネット上で個人情報が特定されることの危険性や個人情報が拡散されるまでの経緯について、さらに、ネットを安全に利用するための基本となる考え方等について指導していただきました。
情報モラル授業
「その書き込み、玄関ドアに貼りだせますか」「インターネットはすべて玄関の外側です」などの指導をいただき、参加した児童生徒からは、「ネット・トラブルを知ったから気をつけたい。」「ネットで失敗しない方法を知ることができた。」など、実感のこもった声を聞くことができました。
ネットは私たちの生活の中でとても便利なツールである一方、使い方を一歩間違えるとトラブルにつながります。
講師の先生には、SNSとのかかわり方とそこに潜む危険について、懇切にご指導いただきました。感謝申し上げます。