夏季休業日に入りました。7月26日(木)に魚教セ主催の「生徒指導に関する講演会」がありました。
今年度の講師は、兵庫県立大学環境人間学部 准教授 竹内 和雄先生をお招きし、「スマホ時代の子供たちのために」という演題の下、ネットを利用する子供たちの現状と対応法についてご講演いただきました。この講演会の開催にあたり、富山県教育委員会、総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会にも共催していただきました。
竹内氏は、現在、子供たちの間ではやっているオンラインゲームや、コミュニケーションアプリ、出会い系のアプリ等について魅力と危険性について紹介してくださいました。その上で「ネットトラブルは、心の問題。教師として、親として相談できる人になることが大事。」「子どもの自律的なネットルール作りが大切。標語づくりやキャッチフレーズづくりも有効。中学生から小学生への先輩律も効果がある。」「まずは大人がつながること。県警や消費者センター、また私たち専門家に早期に相談するとよい。」といった具体的な対応策まで教えてくださいました。
大人として、このネット社会にどう関わっていくか、この社会しか知らない子供たちにどう接するか、子供たちとの垣根をどう埋め、どう信頼関係を築くか・・・。この問題に対して、真剣に向き合っていくことが、今の大人(教師・保護者等)に求められているのだと感じました。