現地学習会を行いました。今回は、講師に、木曽義仲・巴と宮崎太郎あさひ塾の澤木昇先生を講師に招き、「古きと新しきを訪ねる学習会 ~宮崎太郎ゆかりの史跡を訪ねて~」というテーマで研修しました。
先生からは、古くから北陸道の要害の地であった宮崎城や北陸宮についての歴史的経緯について、笹川の諏訪神社と木曽義仲とのかかわりについて、大家庄の舘弾正、井口蔵人の功績などについて指導いただきました。
朝日町はいつの時代も武将たちが攻防を繰り返す合戦の舞台となっており、町内にさん然と残るつわ者どもの夢のあと、宮崎城跡や山城、鹿島神社、諏訪神社等の史跡は、数百年の長い歴史を物語っていました。
参加した先生方からは、「宮崎ゆかりの史跡を実際に歩きながら、目の前の光景を説明していただいたので、そうだったのかとすぐに納得することができました。遥か遠いその時代を生きた人々の思いに触れることができ、知恵や勇気に感動しました。」
「先生の確かな検証に基づく話は大変分かりやすく、地形や広さ、山々の連なり、樹木の生い茂り方等、あらゆることが歴史を考察する上で重要な手掛かりになることを学びました。」などの感想が寄せられ、町の歴史への理解と愛着を深めていただいたことと思います。このことが子供たちの社会科や生活科の充実につながると推測します。
朝日町の先人の努力の足跡について、ご指導いただいた講師の先生には感謝申し上げます。