小学校外国語活動授業研究研修会

小学校外国語活動授業研究研修会を行いました。この日の授業では、学級担任、ALT、英語指導員の3人の連携と役割分担が見事に決まっていました。学習意欲を高める雰囲気を作る、フレーズの練習をする、身の回りの外来語、英語について学習する、それぞれの役割が明確に行われ、単語や会話のフレーズの発話練習もタイムリーに行われていました。日ごろから、授業の打ち合わせが十分に行われている成果だと思います。

小学校外国語活動

小学校外国語活動

 

 

 

 

 

学習では、児童が身の回りの英語を使って3ヒントクイズを作り、クラス全体で答えるという活動が仕組まれていました。クイズを通して、「What’s this?」、「It’s ○○○」という会話を問題を出す子、それに答える子のどちらも自分事として意欲的に取り組んでおり、工夫された学習活動でした。

事後研修では、指導主事の先生から、グローバル化に対応した新たな英語教育について、児童には将来に向けて、英語を通じてコミュニケーションを図るためのスキルを身に付ける必要があることを理解させたいと指導していただきました。

私たちの生活は英語で囲まれていると言っても過言ではないと思います。また、企業の中には英語が公用語となっているところもあるそうです。児童が英語に親しみ、コミュニケーション能力を付けるためにも、外国語活動の充実が必要だと考えます。

最後にもう一つ、クイズは、児童がタブレットを使ってフラッシュカードで作り、プロジェクターで提示されていました。3ヒントの画像がスムーズに提示され、どの子にも分かりやすい活動になっていました。ICT機器が確実に授業に生かされていました。

授業をしていただいた学級担任の先生、ALT、英語指導員の先生、指導助言をいただいた指導主事先生には感謝申し上げます。