朝日町郷土教育教材研究開発調査員会の企画で、県の総合教育センター科学情報部に講師依頼をし、朝日町の自然分野についての現地研修をしました。例年、歴史的、文化的な分野が多かったので、理科的な視点でのアプローチは珍しいです。今年度から採用6年目までの先生たちは悉皆研修となりました。鹿島樹叢での動植物の観察。そして笹川での水性昆虫の観察でした。暑いわりには、樹叢の中と川に入れたので、なんとか先生たちも耐えられたようです。お疲れ様でした。
「がんばる先生たちの研修の様子」カテゴリーアーカイブ
現地学習会
情報教育研修+学力向上推進研修会
センターとしては、山場の1日です。午前と午後の2回に分かれ、しかも2つの研修がドッキングしています。もともとあった情報教育研修会に学力向上推進チームのサテライト研修をタイアップしたので、講師も入れ替わるのです。情報の方は、おなじみの上野先生(旦那様)でした。ワークショップ形式ですので、先生たちのノリのよさに「さすが!」と感心しました。中学校の先生もノリがいいのですね。午前、午後と2回も参加してくださった調査員の先生たちには、本当に助けられました。明日は、山と川に行く研修です。
学力向上プログラム研修会
学力向上市町村教育委員会プランという県の委託事業です。各市町村ごとの研修に講師の派遣費用などをいただけるのです。今回は、算数が2年続いたので、国語科ということで、筑波大学附属小学校の青山由紀先生を招聘して、演習形式での講座をお願いしました。国語科といっても広いので、今回は「説明文」に絞っていただきました。教科書の編集委員を務めておられるので、6学年の系統的な視点もおありで、初めて聞く言葉も多く、授業者にとってはたくさんの光明を得た研修だったと思います。私も授業がしたくなりました。
講師に学ぶ講演会
センター協業事業のうちの一つ。
「講師に学ぶ講演会」と名付いています。学校関係ではなく、一般のいわゆるセミナー等で講師を務められるような方の話を聞く会です。聞くといっても、昨今の講演会で、ただ聞くだけというのは、ほとんどありません。今回も隣の人と話す時間など、体験型の要素もあり、さすがだなという講演でした。テーマは、コーチング。知っている人は多いと思うのですが、なかなかやるのは難しく、できる人が少ないように思います。学校教育には、明らかに使えます。
残る魚津地区センター協業事業は、朝日担当の「道徳」のみとなりました。
授業力アップ研修【学級活動】
仲間に学ぶ研修会と呼ばれる研修です。最近は、朝日中学校のカウンセリング指導員の梅澤先生から構成的グループエンカウンター等の体験をさせていただくものが多かったのですが、今回はそれにプラスしてプロジェクト・アドベンチャーを体験していただくことにしました。講師には、さみさと小の兵庫先生と舟本先生をお願いしました。舟本先生は採用3年目ですから、3年目にして他の先生方に教えるという、すごい経験です。いや、若い先生が得意なものを講師にお願いしていく、それもいいなぁと思いました。終わると、参加者同士の壁が確かに随分と低くなったように感じられました。「プロジェクト・アドベンチャー」は、確かに学級づくりで効果的なプログラムですが、自分でやってみないと、どんなことが起こっているのかが実感できません。先生たちの感想『実際に自分で体験してみて、「生徒はこういうふうに人間関係を築いていくんだ」「こうやって感動するんだ」ということを感じることができた。学級運営等の場面で取り入れていきたい(中学校の先生)』「学級活動に手軽に取り入れ、学級経営に生かすことができるものをたくさん紹介してもらえて、とてもよかったです。講師の方もいろいろな人がおられてよかったです。(小学校の先生)」
センター所員の最近のベストショット↓です。
授業力アップ研修【理科実験】
暑いのですが、エアコンのない理科室で「理科の実験」の研修です。こんな暑い熱中症の危険性のある部屋で、先生たちって研修しているのです。どの教科も担任以外が担当することもあります。理科は、授業をもっていない先生も多く、たまにやっておかないと実験のポイントや安全への配慮等を忘れてしまうのです。だから、毎夏に理科の実験を自分たちでやっています。講師は、富山県総合教育センターの科学情報部から、いわゆる中高の理科のエキスパートの先生方が来てくださいます。先生たちは、自分たちの感じた「発見の喜び」を子どもたちに、また伝えてくださることでしょう。夏休み?先生たちは、秋に向けて研修です!
生徒指導講演会
魚津のミラージュホールでありました魚津地区センター協議会の協業事業です。
3大講演会の第一弾でした。ありきたりのクレーム対応かと思いましたが、よく分析されたわかりやすいお話でしたし、「使える」と感じました。書籍でもう一度、整理して考えたいなぁと感じるお話でした。
朝日中学校英語の授業を参観(外国語活動推進研修会)
小学校の外国語活動推進研修会です。メンバーは、小学校で中心になって外国語活動を実践していただく先生方に加えて、アダム先生、あづさ先生、そして中学校から土居先生に参加していただいています。本来、小学校の外国語活動の授業を推進する会ですが、「たまに中学校の英語の授業を観てみたい」という声が挙がります。中学校1年生の英語の授業をみせていただき、小学校の外国語活動を考えてみようという研修です。さて、学習規律がしっかりしているのが朝日中学校の特徴です。1年生のこの時期で、もうしっかりと身についています。その上に、学習形態の工夫、そして先生の教材と授業展開の工夫があります。50分の授業を飽きさせず、何よりもコミュニケーションをいつの間にか楽しんでいるのが、やっぱり朝日中学校の英語のすばらしいところだと感じました。生徒が明るいのが、とても印象的でした。授業を見せてくださった1年2組のみなさん、土居先生、ありがとうございました。数日前にも、授業研究をなされていたようです。
こうやって見てくると、先生たちが積極的に授業研究、授業公開をされていることに気づきます。先日は、朝日中学校に泊高等学校から、たくさんの先生方が授業参観に来ておられました。
朝日中学校に行ってきました
朝日中学校は、とやま型学力向上プラン研究推進校として3年目になります。7/3(火)に運営支援訪問があり、たくさんの方が朝日中学校を訪れました。センターからも参加し、3時間の公開授業がありましたので、1年生~3年生までのそれぞれの教室の授業を参観することができました。どの先生も工夫した、その方らしい授業を展開しておられました。何より、中学生としての授業態度、学習規律がとても身についていることに感心しました。インターバル研修で、9月にまた訪れます。
小中学校教育講演会でした
毎年、著名な方が来られるのです。今回は、あの「いのちの授業」の金森俊朗先生。石川県の野々市ですから近いとはいえ、なかなか来てもらえない人気講師です。海外からの講演依頼が殺到しているそうですし、情操教育国内最高峰と言われるのが、納得の講演でした。
本気で教室をなんとかよくしたい、もっと子どもにとって素敵な教室にしたいと本気で考えている先生には、 いい実践例が満載のお話でした。こんなこと、誰も言ったことがないぞというお話です。本質を見極める目をもった、時折にしか出会えない「本物」でした。なんだか、すごすぎて、負けられないという気にはなれません。担任していない先生は、教室がある担任がうらやましいと思われたことでしょう。町外からも20名の先生方が参加してくださいました。