道徳の授業に関する講演会

「道徳のチカラ代表」の佐藤幸司先生が富山に来てくださいました。朝日町教育センター主管ですので、これが一番の楽しみであり、終わるまではセンターが落ち着かない事業です。
昨晩、1991年の「道徳授業研究」を引っ張り出してみると、そこには20代の佐藤幸司先生の論文と実践が載っているのです。「あっ、この実践真似した」ということを思い出しました。世は法則化時代で、なんとか授業ができるようになりたいと日本中の若い教師が熱かった時代でした。そのときの代表だった深澤先生が退職され、若者だった佐藤先生が50代になっておられます。いつまでもお若く見えます。
講演の内容は、さすがです。講座には一抹の不安もありませんでした。皆さんが満足されたり、少し前向きな気持ちで授業に向かうエネルギーになることは予想とおりです。それほどの先生なのです。
どちらかというと、「つまらない」と子どもが感じていることの多いのが道徳ではないでしょうか。 本当はそうではなく、週に1時間がとても大事ということがよくわかりました。書籍がたいへんたくさん売れました。ということは、講演がすばらしかったのです。
朝日町教育センター関係の夏の研修は、今日で終わりました。たくさんありました。先生方、お疲れ様でした。さあ、2学期ですね。