たまに小学生が、総合的な学習の時間について資料を探しに来ます。町の図書館にはあまりないようです。探してみると、当センターには古い資料がたくさんあります。その時代の熱意に溢れた貴重な資料です。
郷土のことについて学習に取り組みたい先生や調べ学習をしたい小中学生がおられましたら、資料のコピー等をお渡しできます。以下に保存資料の一部を紹介します。
◎「民具」
朝日町婦人ボランティア育成事業で、民具ボランティア「つぶらの会」が民具の整理と同時に発刊。1985年から1991年。センターの倉庫にも民具が保管してあります。実物とこれらの資料で、なかなかおもしろい社会科、総合ができそうです。
◎「朝日町ところどころ」 森 清松 著
異色な冊子ですが、実に詳しい。編集者は、入善町の森清松氏。県の小教研の宿泊研(現在は宿泊はない)が下新川郡の担当になった際に、朝日町を調べた筆者が、備忘録のつもりでまとめられたそうです。あとがきが素敵なのです。「私の好きなお隣のあさひ町を、もっと深く理解しようと、3年余り資料を読み、現地を歩きまわったが、訪ねるたびに尊敬の念を深くした。すばらしい文化と歴史、すぐれた芸術家たち、朝日町こそ黒東文化の拠点であると痛感した。」
☆朝日町教育委員会発行
教育委員会から多数発行していますが、教育センターにはあまりありません。朝日町教育委員会の書庫 にもたくさんの資料がありますので、問い合わせてください。→教育委員会 生涯学習・スポーツグループ
◎「朝日町の文化財」
近隣の市町村もよく発行していたようですね。昭和62年度発行。
◎「勾玉の故郷 はまやま」 昭和44年発行。遺跡発掘の興奮が伝わってきます。
◎「朝日町の遺跡」1987年。
☆朝日町婦人ボランティア活動育成実践事業
◎「ふるさとの民話と伝説」 昭和52年度から58年度
第1集「かいくれん」から第5集「かわうそは美人」まで
生涯学習全盛の時代を感じさせる発刊です。忙しいなか、学び続ける大人の女性たちの力を感じます。56年からは、事業を終えて自主的なグループ活動のなかでの発行。のちの「朝日町の民話」のバイブル的な存在となっています。
☆朝日町中央公民館 発行
◎「朝日町の山城」 竹内俊一 著
◎ウォーキング朝日「歴史のみち探訪」 ガイド 竹内俊一 編集 吉本敏子、大倉寿恵、舘 光
中央公民館は、いい本をまとめておられます。残念ながら、この2冊は人気があって手に入りません。
◎泊小学校の教員が作成
1981年前後に、中学年の子供たちの副読本として自主編成されています。 教材開発の情熱を感じますね。