協同的な学び合いの実現に向けて

  9月21日(木)に、さみさと小学校の校内研修会に参加しました。講師は、昨年度も大変お世話になった上越教育大学教職大学院 准教授 阿部 孝之先生でした。

阿部先生は、授業の根本的な改革として「teachingからlearningへの転換」を図ることが「主体的・対話的で深い学び」につながっていくことを具体例とともに教えていただきました。協同的な学び合いを成立させるためには、まず学級経営・学びに向かう力・人間性等があってのものであること。協同学習をつくる時、活動手順は教育研究家に任せ、授業者は学習内容を考えることが大切であることが分かりました。その他にも、即実践に生かせるものをワークショップ等で教えていただきました。

協同的な学びを生み出すためには、まず教師が子供たちのために目的をもって動き出すことから始まる。そして、それぞれの実践の成果と課題を基に、教師自身も協同的に学び合う。そんな勇気のある一歩が大切だということを、改めて感じることができた研修会でした。