平成28年度 教育の情報化推進フォーラムに参加しました。「教育の情報化と地方創生」の分科会では、興味を引くプレゼンを聴講することができました。
A町では、「引っ越してくる人を増やす」、「若者が町を出ていかない」を地方創生のテーマに掲げ、地域の大学、企業と町が連携して小学校でロボットプログラミング授業を行い、町ぐるみでプログラミング教育を推進しています。
「プログラミング授業が学べる町」をキーワードにした移住・定住の促進及び、子供の頃からプログラミングに触れる機会をもつことで、将来は町に住みながら都心部の会社の仕事をしたり、ICTを使って町で起業する人材を育てたりすることなどに努めているとのことでした。
「寺子屋が小学校になったように、子供たちにはICT活用の時代が来ている。」とコーディネーターが示されました。次期小学校学習指導要領(案)総則には、「児童がプログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」の実施が示されています。思いや考えを基に創造する力を育む役割をプログラミング教育が担っているようです。