授業力アップ研修会「理科実験」を行いました。講師は、県総合教育センター 科学情報部の先生方です。今回の実験は「試験管に雪を降らせよう」です。ネーミングだけで実験をやってみたいというワクワク感と試験管の中のきれいな結晶が想像できます。もう一つは「ぽんぽん蒸気船」です。これにすぐ反応できる世代とそうでない世代に分かれると思います。さて、ブリキの舟とロウソクをイメージできたでしょうか。
まず、「試験管に雪を降らせよう」の実験について研修しました。結晶の析出の原理を基に、 塩化アンモニウムの星型結晶を観察しました。もののとけ方の教材に活用できます。子供が水溶液に興味をもつきっかけとなる教材!でした。
「ぽんぽん蒸気船」は、自分が工作をした船が水上を進みます。子供は、どうして進むのかという疑問が自然に湧き、そこから主体的な学びをスタートさせると推測します。水の三態の学習につながる教材です。
授業をつくるための教材研究の重要性を示唆いただくとともに、科学の魅力を改めて実感しました。講師の先生方には感謝申し上げます。