今年度も、朝日町教育センターの研修会や講演会等についてお知らせします。
風薫る5月です。自然観察学習会を町内の南保みず穂館周辺で実施しました。学習会では、講師の先生の豊かな知識と丁寧な指導のおかげで、参加された先生方には、自然観察や草花遊びなどに親しむ機会となりました。また、小学校低学年において自然に親しみ、興味をもたせることが、やがては小学校高学年、中学校の理科の学習につながると確信されたと推察します。

自然観察研修会

講師 七澤 孟男 先生 睦子 先生
今年度も、朝日町教育センターの研修会や講演会等についてお知らせします。
風薫る5月です。自然観察学習会を町内の南保みず穂館周辺で実施しました。学習会では、講師の先生の豊かな知識と丁寧な指導のおかげで、参加された先生方には、自然観察や草花遊びなどに親しむ機会となりました。また、小学校低学年において自然に親しみ、興味をもたせることが、やがては小学校高学年、中学校の理科の学習につながると確信されたと推察します。
自然観察研修会
講師 七澤 孟男 先生 睦子 先生
授業力アップ研修会 NO.3 「問題解決学習」 8月23日(金)
講 師 : 滑川市立寺家小学校 教頭 広田 積芳 先生
テーマ : 「問題解決学習で育つ子ども」
広田先生には、問題解決学習の理論を先生自身の授業実践とつなげて具体的に分かりやすく説明をしてもらいました。次に、各自が授業記録を読み取り、グループで子どもの発言から問題点を探り、次時の展開を考えるという、今までにない研修スタイルを行いました。とまどう若い先生方がおられましたが、子どもの発言をどのようにとらえ、授業に生かしていくかを考えるよい機会となりました。また、学校行事で子どもを育てる視点も教えていただき、とても参考になりました。参加者からは、「問題解決学習について、授業実践をもとにして、研修をすることで、学習の進め方がよく理解できた。」「子ども同士が同じ状況に立ってみることで共感が生まれることや問題状況を言語化することで自ら見通しをもつことができること等が分かりました。」「授業記録を振り返り、考察し、次時に生かすということは、やはり大切なことなのだと改めて感じました。」等、研修は大変好評でした。
第2回 朝日町学校教育運営研修会
日 時 : 8月19日(月)
講 師 : 宮城県 気仙沼市立大谷中学校 校長 舛田 育久 先生
演 題 : 「東日本大震災からの教訓」
参加者 : 小学校24名 中学校9名
舛田校長先生からは、平成23年3月11日の児童生徒の避難の様子や、その後、避難所になった学校での教員や市役所職員、地域の人々の動き、復旧・復興に向けて行ったこと、全国・世界からの支援に対する対応等について、現在の映像を交えてお話をしていただきました。被災後、見直しを図った学校防災マニュアルのポイント、今の学校や児童生徒の現状等をお聴きして、防災・学校管理について改めて考える機会となりました。また、教員として一人の人間として、災害に遭ったとき支援側に立った時、どのように行動したらよいのかを再確認することができました。見直された防災マニュアルの資料をいただきました。朝日町の学校でも参考になるところがいくつもありました。今回、いろいろなご縁がつながり、舛田校長先生が富山に起こしの機会を利用して、お話をお聴きすることができました。とても貴重なお話を聴くことができ、大変実のある有意義な研修会となりました。
第1回 朝日町学校教育運営研修会
日 時 : 8月8日(木)
講 師 : 魚津水族館 学芸員 不破 光大 氏
演 題 : 「ヒスイ海岸の食 ― 宮崎地区の継承される魚食文化 ― 」
参加者 : 小学校22名 中学校10名
不破さんには、地元の宮崎地区で調査研究された昔から継承されている魚料理や漁業について映像を交えてお話をしていただきました。また、水族館の取り組みや水生生物、特にメダカの生育の現状など話を聴き、富山県の環境について考える機会となりました。参加者からは、「地元の過去の話は知らないことばかりでした。ワカメ採りや加工に子どもたちが関わっていたと聞き、驚きました。」「水族館のアウトリーチ活動と教育のつながりに興味をもちました。」「不破さんの仕事に対する情熱を感じました。伝えたいことを子ども達に伝えるための工夫が素晴らしいです。」等と感想があり、大好評でした。
現地学習会
日 時 : 8月7日(水)
参加者 : 郷土教育教材開発研究調査員 5名 小学校6名 中学校5名
見学コース
ニットービバレッジ ― 小川ダム ― まいぶんKAN ― 三枚橋ビニールハウス 群 ― 舟川新(耕地整理の石碑)
今年は、朝日町の山側から西側にかけてを学習会を行うことにしました。研究調査員が紹介する場所の担当を決め、資料作りを行いました。当日は、晴天に恵まれ、予定通しに現地学習を進めることができました。参加者からは、「ニットービバレッジのような地域を担う会社があり、大変驚きました。もっと朝日町のことを知りたくなりました。」「実際に学習につかえる所があり、勉強になりました。朝日町のよさを子ども達に伝えたいと思います。」等の意見がありました。朝日町の再発見になったようです。
平成25年度 朝日町情報教育研修会
日 時 : 8月6日(火) *午前・午後の部に分かれて、研修を進めました。
講 師 : 朝日町情報教育研究調査員 5名
内 容 : ① 電子黒板を利用した授業展開・授業に生かせるアプリ体験
② ビデオ編集(デジタルカメラで撮影 → PC → DVD
情報教育研究調査員が町内の先生方の研修希望の中で教えることが可能な内容を選びました。そして、自分たちで研修し、講師となり、機器を準備して、今年の研修会を開催しました。参加者からは、「電子黒板やタブレットなど、なかなか触る機会がなく、今日は積極的に触れることができ、よかったです。」「電子黒板と電子教材に感動しました。使い方しだいで、無限の可能性があることを感じました。」等の意見がありました。アンケート結果によるとほとんどの方が大変参考になったと回答しておられました。 研修会で終わらずに、2学期からの学習に生かせると思っています。まずは、始めてみることです。
授業力アップ研修会 NO.2 「学級活動・生徒指導」 8月5日(月)
講 師 : 朝日町立朝日中学校 カウンセリング指導員 新田 昌司 先生
テーマ : 「キレやすい子の理解、キレやすい子へのソーシャルスキルトレーニング」
「 事例研修 キレやすい子への指導・支援」
参加者: 小学校16名 中学校2名
新田先生の温かい雰囲気の中で演習を通して教えていただきました。参加した先生方から「怒りとはどういうことなのか、これほど見つめ直すことがなかったので、文章にしてみて、いろんな感じ方があるのだと感心しました。「怒る前に、怒る指導ができることを初めて知りました。この研修を生かして、子ども達に接していきたいと思います。」等の感想がありました。研修で使用した資料はセンターにあります。興味をもった方は、センターまでお問い合わせください。
朝日町小中高校教育講演会 主催:朝日町小中高校教育研究協議会
日 時 : 8月2日(金)
講 師 : 富山大学医学部小児科講師 足立 雄一 氏
演 題 : 「学校におけるアレルギー疾患ならびに アナフィラキシーへの対応について」
参加者 : 75名 (町教委5名 小学校28名 中学校18名 高校16名 町調理員7名
町外1名)
足立先生から、「アレルギー疾患をもつ児童生徒に対して学校生活で求められる配慮・管理」「アナフィラキシーと食物アレルギーの関係」「アナフィラキシーとは、その症状」等、具体的にお話をしていただきました。そして、 針のないエピペントレーナーを使用して、実際に、エピペンの持ち方、自分の大腿部の前外側に打つ練習を行いました。最後に、今後、確認しておかなくてはいけない「子どもにアレルギー症状が出たときの対応について、保護者との共通理解」や「アレルギー児への取り組みの方向性について」に聴きました。この講演を元に、各学校で食物アレルギーへの対策や症状が表れたときの対応について、進められます。
平成25年度 朝日町学力向上プログラム研修会
日 時 : 7月30日(火)
講 師: 東京都 清瀬市立清瀬第八小学校 教諭 杉渕 鐵良 先生
演 題: 「子どもが授業に集中するワザ! ― スピード・テンポ・リズムのある授業 ― 」
参加者: 46名(町内 小学校28名 ) (町外 小学校14名 中学校3名 センター1名)
実践を踏まえた授業(音読・計算練習等)の進め方や意欲を引き出す子どもへの声がけ等、ユーモアを交え分かりやすく指導していたきました。参加者からは、「『教師が変われば、子どもが変わる』の言葉の意味や教師が様々な手法を 身に付けることの大切さをあらためて考えさせられたました。」「本当にスピード・リズム・テンポのある講演でした。2学期からいろいろ試してみたいです。」という意見が多く聞かれました。
授業力アップ研修会 NO.1 「理科実験」 7月29日(月)
講 師: 総合教育センター主事 3名
テーマ:「電気を使った実験の基本操作と安全指導」「水溶液と金属の反応」
参加者:小学校 18名 中学校 2名
・ 一番難しい単元を詳しく教えていただき
大変参考になりました。
・ 実験をする上で、注意する点が分かり良かったです。
・ 理科を担当していませんが、いつ担当してもよいようにこの研修にいつも参加しています。
・ 導入で子どもたちの意欲を引き出すような実験・実際を教えていただきたいです。